【マイスタイル】グラフィックデザイナー本庄みどりさん

「子育ても自分育てもマイスタイル」のコーナーは、中信地区で子育てしながら自分の夢もかなえようと頑張っている女性を紹介していきます。まずは「イクトモ」を担当するゆめサポママ@ながののメンバーが登場していきます。初回はフリーのグラフィックデザイナーとして活躍している本庄みどりさん(42)から。

「決められた予算と納期で、お客様に喜んでもらえるものを、ゼロから生み出すことは毎回苦しいです」。フリーランスの仕事は、そんな大変さがある一方、「子どもが帰宅する前には家にいることもできるし、長期休みの時は先方の許可を得られれば、打ち合わせに子どもと一緒に行くこともあるんですよ」と家族に合わせて仕事時間や量を調整できるよさがあると本庄さんは笑顔で語ります。フリーで仕事を始めてから今年で3年目。
グラフィックデザイナーという仕事に出合ったのは20歳のころ。たまたま新聞に載っていた制作会社の求人広告の記事を見て、応募したのだそう。
「デザインの勉強をしていたわけでもなく、絵がうまいわけでもなかったんですけど(笑)」。10年ほど勤務した後、結婚と出産を機に仕事から離れ、子育てに専念。しかし、長男が幼稚園に通うようになると、自分のやりたいことは何か、子育てとの両立可能な働き方はあるのだろうかと、思い悩むようになったといいます。
デザインの仕事は、7年の長いブランクができてしまったこともあり、他の仕事を探すことも考えました。それでも、諦めきれずにいると、子どもを連れて仕事ができる制作会社を見つけることができました。この仕事は、写真やイラスト、文字を組み合わせるために制作ソフトを使いますが、現場から離れている間に機能が格段に進化していたことに驚きだったといいます。とにかく「仕事をしながら勉強をさせてもらいました」。必死で食らいつき、2年後に起業を実現させたのです。
最近は「教える」という方へ活動が広がりつつあります。かつての自分と同じような境遇のお母さんたちに、この仕事を広めたいと在宅ワーカー養成講座デザインコースの講師も始めました。さらにイラストレーター、フォトショップ講座も予定しているといいます。スキルを持つ仲間が増えれば仕事の幅も広がるし、分担も期待されます。「お母さんの可能性を広げられるようなサポートをしていきたいです」
MGプレスへ記事を書き紙面をつくることも、サポートのひとつになればいいと意気込みを語ってくれました。「何しろ初心者のかたまりですからね(笑)。まずは私たちの成長を温かく見守っていただきたいです。いろいろな働き方をしている等身大のお母さんの姿を伝えることで、働き方を模索しているお母さんたちの選択肢のひとつになれたらうれしいです」
(櫻井一恵)

【本庄みどりさんプロフィル】
フリーのグラフィックデザイナーとして、名刺、チラシ、パンフレットのデザインを手掛ける。オリジナルのロゴも制作していて、「イクトモ」のロゴも担当している。顧客は中小企業や個人事業主、女性起業家が中心。cococollage(コココラージュ)主宰、問い合わせはHPから。松本市梓川在住。


投稿者: mgpress