【プレイバック2009~緑のキセキ】北信越リーグ2節・富山戦

2009年のサッカー北信越リーグは4月19日、2節を行った。1部の松本山雅FCはヴァリエンテ富山と富山市岩瀬スポーツ公園で対戦し、1-0で競り勝った。山雅は開幕2連勝。
山雅は、12日の開幕戦で左脚を痛めた大西に代わり、小澤が先発。序盤から小林らが相手ゴールを脅かしたがシュートが決まらず、前半は無得点。
後半に入り前線の2選手を代えて17分、北村のパスを途中出場の今井が決めて先制。得点はこの1点にとどまったが、2戦連続の完封勝ちを収めた。

アウェー初戦したたか得点

シュート数は山雅の15に対し富山は前半の2だけ。しかし、山雅は相手DF陣の体を張った守りに手を焼き、GKの好守にも阻まれてゴールが奪えない。歯がゆい時間が過ぎる中、今季J2のFC岐阜から加入した北村の、プロらしい「したたか」なプレーが決勝点をもたらした。
右サイドでFKを得ると、瞬時にリスタートしてゴール前でフリーになっていた今井へ。これを今井が落ち着いて決め、虎の子の1点をもぎ取った。「主審が止めたら、やり直せばいい。切り替えが鍵を握る試合で、うちが一歩早かった」と北村。
シーズンのアウェー初戦。緊張感からか開幕戦に比べて雑なプレーが目立ち、相手のカウンターを食う場面も多かった。吉澤監督は「内容は伴わなかったが、選手は強い気持ちを持っている」と、思惑通りに運ばなかった試合での、白星の価値を強調した。
前季は下位相手に引き分け、結果的に命取りになった開幕2戦を連勝。チームはたくましさを増している。

「緑のキセキプレイバック2009」は松本山雅FCが北信越リーグ1部からJリーグの一歩手前となるJFL(日本フットボールリーグ)昇格を決めた2009(平成21)年の劇的なシーズンを、松本平タウン情報に掲載した記事や写真を再構成してお届けします。
(山岡史明)


投稿者: mgpress