「マイスタイル」 ウェブエイト ディレクター 今関尚子さん

家族とイメージを共有

長野県最大のブログポータルサイト「ナガブロ」を運営し、ブランディングからウェブ制作までを行う株式会社ウェブエイトでディレクターとして働く今関尚子さん(35)。松本市で夫と共に9歳と2歳の女の子を育てながら、正社員として働き続けています。
「私は2度の出産を経験していますが、仕事を辞める選択を考えたことはありませんでした」。社会人になってから「もっと成長したい!」という思いで仕事をし、曜日や時間の感覚も鈍るほどだったとか。出産後も熱い思いは変わらず、長女の育児休暇復帰の際には「これ以上できない!」というほど準備をしたそうです。
しかし、復帰した今関さんを待っていたのは「なぜ時短勤務じゃないの?」「3歳までは子どもとお母さんは一緒にいるべき」という周囲の言葉の数々。「子どもがいて働く大変さよりも、そんな周りの言葉の方がつらかったですね。家事や育児も夫と半々ということにこだわり、無理をしていたと思います」と当時を振り返ります。

具体的に書く「未来の1日」

そんな今関さんも、今では仕事もプライベートも充実しているのだとか。それを実現しているのが「未来日記」。3年後、5年後くらいの「未来の1日」を思い描いて書く未来日記を、毎年夫婦でそれぞれ書き、共有し合うのです。「私は何時に起きて、彼はその時に何をしているのか、どんな朝ごはんを食べ、子どもたちはどんな話をしているかなど、具体的に細かく書くことがポイント」。具体的な将来をイメージすることで、今大切にするのは何かを、無理なく前向きに考えることができるようになるといいます。「子どもの成長とともに家族が一緒に過ごす時間が変化していくので、それぞれが岐路に立った時に迷わず応援できるように、共通のイメージを持っておくんです」。また、その時々のお互いの状況や思いを理解できる関係に。「今は家事や育児はできる方ができるだけやるようにしています。家族はチーム。強制せず、やり方を固定せず、やってくれたことに感謝しています」

変わってきた働く母の環境

長女が生まれてから10年目。今では働く母に対する周囲の見方も変わってきたと感じているそう。今関さんが働くウェブエイトでは、どんな人でも働きやすい環境をとフレックス勤務制度や特別休暇などを整備。子連れ出勤、有給休暇取得の促進などもあり、働きやすい職場だそうです。「成長を期待して任せてくれるボスと、信頼し合える仲間、支えてくれるスタッフがいるから頑張れます。それに、みんなパパママなので、わが子自慢が繰り広げられてます(笑)」

現役ママの視点生かしイベント

今関さんが携わるイベント「ママフェスまつもと2018」が6月30日に、信毎メディアガーデン(松本市中央2)をメイン会場に開催されます。「ゆっくり休憩できるスペースを設けるので遊びに来てほしいです」と今関さん。「授乳スペースや哺乳瓶を洗う場所も用意しています」と出かけたあとの不安を知っている現役ママだからこその視点が生かされています。「松本山雅さんとの企画もあり、小さいお子さんを持つ山雅サポーターは必見です」とPRしています。
子育てと仕事に「がむしゃら」な10年があったからこそ、今関さんの「マイスタイル」にたどり着いたのだと感じました。(桜井一恵)

ママフェスまつもとは午前10時~午後4時の予定。無料。手作り品やワークショップ、フリーマーケットなど。詳しくはホームページへ。


投稿者: mgpress