【プレイバック2009~緑のキセキ】北信越リーグ9節・ヴァリエンテ富山戦

北信越リーグ9節(6月20日)ヴァリエンテ富山戦
8得点 ホームで大勝

2009年のサッカー北信越リーグは6月20、21日、9節を行った。1部で2位の松本山雅FCは20日夜、8位のヴァリエンテ富山とアルウィンで対戦し、8-0で大勝した。1部は上位4チームが順当に勝ち、順位に変動はなかった。
山雅は前半12分に小澤が頭で決めて先制し、24分にも小澤がFKを直接決め、42分に北村がミドルシュートを決めて前半は3得点。後半も柿本のハットトリックや寄井のシーズン初ゴールなどで5点を加えた。

「どうしてもこのチームで昇格したい」。在籍最長5季目の小澤が、切れのあるプレーで大量点の引き金となる2ゴール。2部時代から山雅でプレーするベテランは「自身の環境を変えるには、ここで頑張るしかない」と心を決めている。
攻撃的な選手だが、人繰りが厳しいサイドバックもこなした。「DFは初めてだが、相手の考えが分かり、プレーの幅が広がる」。試合に出られるならポジションは問わない|と、貪欲な姿勢でチームを支える。
上位4チームが勝ち点差4の中にひしめく状況は変わらず、山雅が大量得点しても長野パルセイロ、ツエーゲン金沢との得失点差は縮まらない。首位JAPANサッカーカレッジ(新潟)は得点こそ少ないが、苦戦しても負けない。決着は直接対決でつけるしかなさそうだ。
今季2度目のハットトリックを演じた柿本も「(下位相手に)攻めている時も、ボールを奪われたらどうするかを考えている」と、上位との対戦を想定してプレーを説く。
「やりきって、力の差が出る」と吉澤監督。下位相手に得点を重ね、無失点で終えたことが、ライバルたちとの対戦に生きるはずだ。

「緑のキセキプレイバック2009」は松本山雅FCが北信越リーグ1部からJリーグの一歩手前となるJFL(日本フットボールリーグ)昇格を決めた2009(平成21)年の劇的なシーズンを、松本平タウン情報に掲載した記事や写真を再構成してお届けします。
(山岡史明)