緑のキセキ2009・北信越リーグ12節(7月12日)長野パルセイロ戦

2009年のサッカー北信越リーグは7月11、12日、12節を行った。1部で2位の松本山雅FCは12日、勝ち点1差で迫る3位AC長野パルセイロとアルウィンで対戦し、1─1で引き分けた。首位JAPANサッカーカレッジ(JSC、新潟)は4位ツエーゲン金沢を下し、山雅との勝ち点差は3に開いた。リーグは各チームとも残り2試合。3位の長野まで優勝の可能性がある。
0─0の後半、山雅は鐡戸がゴール正面左からFKを直接決めて先制したが、終盤にPKで追い付かれ、信州ダービーは前回の対戦同様に引き分けた。

試合終了まで残り約10分。前線の選手を次々と投入した長野の必死の追撃に耐え切れず、相手を押してPKに。吉澤監督と主将の柿本は「勝てる試合だった…」と悔しがった。
が、引き分けても残り2戦で連勝すれば、優勝の可能性がきわめて高い山雅に対し、自力優勝が消えた長野の方が痛手は大きかった。それは「まだ全国社会人選手権がある」と繰り返すバドゥ監督の言葉からも明らかだ。
山雅は何度も決定機を逃し、得点は鐡戸が挙げた1点だけ。しかし、北村は再三倒されながらも激しい当たりでボールを奪い、小林もしつこくボールを追って相手の速攻の芽を摘むなど、選手の意気込みはプレーに表われた。
次節は首位JSCとの決戦。勝てば得失点差で相手を上回り、首位で最終節を迎えるが、負ければ目の前で相手の優勝が決まり、引き分けでも優勝が大きく遠のく大一番だ。「重圧はあるが、仲間を信じてやるだけ」と柿本。ここまで唯一の黒星を喫した相手に敵地で借りを返さない限り、2年ぶりのリーグ制覇はない。

(山岡史明)

投稿者: mgpress