3試合ぶり白星首位奪還

前節、大分との直接対決に敗れて首位を明け渡した山雅。優勝・自動昇格争いに踏みとどまるために負けられない5位・東京Vとの上位対決は、今季最多の1万6775人が詰めかけたホームの後押しも受け、3試合ぶりの白星。大分が横浜FCに敗れて山雅が首位に返り咲き、次節に自動昇格(2位以上)や優勝が決まる可能性も出てきた。
前節欠場した前田とセルジーニョのシャドーストライカー2人がそろって先発に復帰。山雅は試合開始直後から前線の選手が圧力を掛けてボールを奪い、攻勢に出た。
相手の守りをなかなか破れずにいたが36分、高崎をめがけた岩上のFKが、競り合った相手選手に当たりオウンゴールに。
後半はロングボールを主体に攻める相手に押し込まれたが、守備陣を中心に集中して守り切った。
反町監督は「今週はどう点を取るかの練習をしてきた。狙い通りとは言えないが、点が取れたのはうれしい」と安堵(あんど)した様子。
前節に負傷した守田に代わり今季初出場したGK村山は「守田の悔しさはよく分かるし、僕自身の思いもある。試合に出られない間も多くの人に支えてもらい、それらの成果が出せた」とチームの一体感を強調した。
一方で飯田は「全てが良くなってきたわけではなく、得点はオウンゴールだけ。取れていなかったらそれまでだった」と振り返り、「まだ何も決まっていない。次こそ勝ち点3を持ち帰らないと」と表情を引き締めた。

大混戦のJ2上位は残り2試合。自動昇格争いは実質的に1~4位の4チームに絞られた。
山雅が次節の栃木戦(11日午後2時開始・栃木県グリーンスタジアム=宇都宮市)で自動昇格を決めるには、勝利が絶対条件。その上で2~4位チームの結果により、今季2位以上が確定する可能性がある。
次節は17位の栃木を含め、上位4チームはいずれも中~下位と対戦。取りこぼしは許されない、過酷な生き残りレースだ。
(長岩将弘)

投稿者: mgpress