花とハーブの里にんにく生産組合 加工にも力 拡大を

工夫しながら栽培技術向上

池田町を拠点にニンニクの特産化を目指す「花とハーブの里にんにく生産組合」は10月中旬から、球根の植え付けに追われている。寒冷地型のニンニク「福地ホワイト六片」を主に栽培。生での出荷が主だが、加工品の生産にも力を入れ、さらに拡大、定着させたい考えだ。
10月28日には7人が参加して、会染滝沢地区の共同ほ場にホワイト六片80キロと小谷赤ニンニク1キロを植えた。個人の畑での作業は11月末まで続き、来年6月に収穫する。
組合長の矢口清隆さん(64)は「晩秋から初冬にかけて植えると、年末までに芽が出る。これを大きくし過ぎると、『春腐れ病』になることもあり、植え時を見極めるのが大切。ホワイト六片は、もともと青森県産なので、信州なりの工夫が必要」と言う。
組合は2015年に20人で発足。同年は町制施行100周年に当たったため、記念事業の一つとして町から補助金50万円を受けて活動を始めた。初年度は勝手が分からず、春腐れ病や、さび病も出て思うようにはならなかったというが、16年度からは県の「地域発元気づくり支援金」を受け、徐々に栽培技術を上げている。
組合員も増えて、現在は50~80代の42人が参加。池田町民が大半だが、白馬村と小谷村からも1人ずつ加わっている。
現在は、生を農協系のスーパーなどに出荷。中には黒ニンニクに加工して出荷する組合員もおり、矢口さんは「来年度からは組合としても加工に力を入れていきたい」と話す。
(長田久美子)

投稿者: mgpress