橋内 「感無量、挑戦続ける」

今季、34試合に出場してゲーム主将も務めた橋内は、試合後の表彰式でJリーグの村井満チェアマンから受け取ったJ2優勝シャーレ(銀皿)を高々と掲げ、「感無量。サポーターの笑顔がうれしい」。
昨季、7シーズン所属した徳島から加入。175センチと上背はないが、高い身体能力や空中戦の強さ、対人の巧みな駆け引きなどを武器に主力に定着し、自己最多のリーグ41試合に出場。合計出場時間はチーム最長だった。
しかし、最終成績は昇格プレーオフ進出さえ逃す8位。強い思いで臨んだ今季だったが、「補強で選手もそろい、昇格の有力候補と言われたのに、序盤は期待に応えられず、つらかった」。
ターニングポイントは、今季初白星を挙げた7節(4月1日)の大宮戦。「『大丈夫か?』となりかけた頃、昇格争いのライバルとされるチームに勝ったのが大きかった。自信になり、皆が同じ方向を向けた」
その後も「今季はすべて厳しい試合だった」と振り返るが、「山雅はアウェーにも大勢のサポーターが来てくれる。『暗い顔で帰してはいけない』という気持ちでやってきた」。
来季は自身3度目のJ1の舞台。高卒で入団した広島ではほとんど出番がなく、23試合に出場した徳島では全節最下位、ホーム戦未勝利という屈辱を味わい、1季で降格した。
「(来季が)厳しいシーズンになるのは確か。上位を目指すと軽々しく言えない。まずはしっかり定着すること」。酸いも甘いもかみ分けた31歳のベテランは「僕自身も(山雅で)成長したと思っている。過去の経験を繰り返さないよう、しっかり挑戦したい」と次を見据えた。
(長岩将弘)

投稿者: mgpress