「ママフェスまつもと」実行委員3人に聞く 大好評の2回振り返って

松本市の中心市街地で6月と11月に開催された「ママフェスまつもと」。実行委員を務めたのは市内在住で、出産・子育てをしているママ3人でした。平日は仕事をしながら、企業やママの出展ブースを集め、初回は約2800人、2回目約5000人が集まった大規模なイベントを開きました。ママフェスのきっかけや感想などを聞きました。

【写真】実行委員のママたち(左から)
上條詩織さん(31)メナードフェイシャルサロンオーナー(子ども10歳、1歳)
今関尚子(しょうこ)さん(35)株式会社web8勤務(子ども10歳、2歳)
高山未央さん(31)リクルート勤務(子ども2歳、妊娠7カ月)

「暮らすまちから、生きていくまちへ」

Q3人の出会いは?
高山私と上條さんは高校生の時、市内で高校生が主催するイベントで出会いました。今関さんとはかつて職場の先輩後輩でした。
Qママフェスを企画したきっかけは?
今関3人とも松本の街中で行われるイベントが大好きでした。でも出産、子育て中は参加しづらくなってしまいました。子どもがいると、街中に遊びに行く機会が減ってしまったことを寂しく思っていたんです。
高山妊娠・出産を経験したことで、市役所の「◯◯課」から手紙が届くようになったり、民生委員の人が顔を見にきてくれたり、子どもプラザや支援センターで子育て中のお母さんと出会えたりと、たくさんの行政サービスがあることに驚きました。今までよりも行政との距離が近くなった感じがしました。
今関ママフェスのイベントメッセージは「暮らすまちから、生きていくまちへ」なんです。単なる居住地から「生きていくまち」にとらえ方が変わったのが妊娠・出産。さまざまな行政サービスに「ありがとう」って伝える場があったらいいな、子育てしている私たちならではの街中に出掛けて遊ぶ場作りができるんじゃないか、と思ったのがきっかけです。
1回目は、観光客が少ない6月に、ママたちが子どもを連れて「街中に遊びにおいでよ」という意味合いで開催しました。
Qどんなイベントでしたか?
高山1回目(6月30日)は、松本パルコ、花時計公園、信毎メディアガーデンの3カ所を回遊し、未就学児から5、6歳の子どもたちがアクティブに遊べる内容を多く取り込みました。市民祭(11月3日)に開催した2回目は、もともと親子が出掛けやすい場なので、0~3歳までの赤ちゃんが安心して出かけられる場作りを担う形で開催しました。メディアガーデンに赤ちゃん休憩室などを準備しました。
2回ともママたちの困っていることなどを聞き、松本市へ直接届けています。4カ月の子どもを連れて「初めて、街中へのお出かけ」のきっかけになりました、という方がいました。協賛企業の協力で、2回目に子連れ向けの防災用品リストをプリントしたエコバッグを配ったところ、「赤ちゃんの準備品をそろえるのに役立った」と好評でした。企業の方はママたちとの出会い、就労支援の場として活用していただきました。
Q開催した感想は?
上條1回目が終わった時は「ここまでこれてよかった」という気持ちでしたが、2回目はあっという間でした。これで終わりではなく、今後につなげていきたいので責任感はあります。

次の世代に渡すバトン

Q今後の予定は?
高山来年は6月29日と11月3日に開催を予定しています。楽しいだけでなく「学び」などの要素も入れていきたいです。
今関実行委員は3年くらいで次の世代にバトンタッチしていくと決めているんです。私たちの子どもが成長して、やりたいことが変わってくるし、現役のママたちが考える方が必要なことが出てくるので、引き継げるような形を作りたいと思っています。
上條ママフェスをやりたい人、イベントを盛り上げてくれるママも募集しています。やる気だけあれば大丈夫です!
詳しくは「ママフェスまつもと」で検索。
(本庄みどり)


投稿者: mgpress