「お城だけじゃもったいない!」 中町にも立ち寄って 外国人客にステッカー商店主向け英会話教室も

松本市の中町商店街振興組合は、外国人観光客を同商店街にさらに呼び寄せようと「『お城だけじゃもったいない!』プロジェクト」と英会話教室をスタートさせている。プロジェクトは国宝・松本城の入場券の半券を持った外国人が中町に立ち寄ると蔵の街をイメージしたステッカーがもらえる取り組み。英会話教室では、商店主らがおもてなしに必要な表現を学んでいる。
ステッカーは3種類あり、城の半券を持って中町・蔵シック館と組合事務所に行くと満月を描いたものがもらえる。登録の18店舗で飲食した際はオリジナル日本酒「中甼(なかまち)」をデザインしたもの、物販購入では蔵造りの建物の絵柄がもらえる。
PRするポスターもあり、英語で「お城はご覧になりましたね。でも、中町はどうでしょう」と商店街への訪問を呼び掛けている。
「中町に来れば何かあると思ってもらえたらいい」と副理事長の花岡由梨さん(36)。理事の松尾昭さん(56)は「お土産としても喜ばれるのでは。取り組みが広がればいい」。ステッカーは各種500~600枚を作製。なくなり次第終了。

英会話教室は、アルプス善意通訳協会理事長の中田和子さん(72、松本市沢村)と副理事長の高山洋さん(67、同市島内)が講師を務める。10月下旬の初回は高山さんが「おもてなしの心を持ち、『話せない』という心のバリアを外してほしい。英語はコミュニケーションの道具。現場でどんどん使っていくのが大切」などと説明。「th」の発音などに気を付けつつ、外国人に出会ったときの声掛けや話題のきっかけとなる言葉などを学んだ。
同組合は11月上旬、2回目となる「日本文化体験デー」を開催。年度内に、中町通りをフリーWi―Fi(ワイファイ)にしたり、案内板などを設置したりする予定だ。
英会話教室を企画した伊藤久美子さん(60)は「せっかく外国のお客さんが来ているのに、コミュニケーションが取れないのではもったいない。会話のパターンや飲食店に必要な言い方などを学んだりして、入りやすい店になれば」と話す。
教室は昼間に開いているが、30日午後7時からは夜の部もスタート。外部からの生徒を数人募集している(商売をしている人対象)。中町商店街振興組合電話0263・36・1421
(八代けい子)

投稿者: mgpress