県鑑評会でグランプリ受賞 北安醸造の「甘酒」大町

北安醸造(大町市大町、伊藤敬一郎社長)の甘酒「蔵づくりあまざけ」が、今月行われた第1回「県甘酒鑑評会」(県、県酒造組合など主催)でグランプリを受賞した。県内外から出品された48点の頂点。同社は「栄えある初回のグランプリ。もっとこの味を広めたい」と喜んでいる。
鑑評会は7日に専門機関による審査会を実施し、県内5点が県知事賞、県外2点が名誉審査長賞を受賞。このうちの審査上位5点で、17日に長野市で開いた「全国発酵食品サミット」の来場者による試飲投票を行い、最多得票の「蔵づくり-」がグランプリに輝いた。
県産の酒米「ひとごこち」から手作りした米麹(こうじ)と、大町のきれいな水を沸かしたお湯で仕込む。どろりとした濃い飲み口と、米麹の自然な甘みが特徴。5年前から販売している。
同社は甘口の酒造りに力を入れており、杜氏(とうじ)の山﨑義幸さん(49)は「甘酒は製法がシンプルなだけに、日本酒以上に素材によって味の違いが出る。甘口のための米麹が、甘酒にもマッチすると評価されたのでは」と話す。
山﨑さんによると、甘酒は「飲む点滴」といわれるほど栄養が豊富。そのまま飲むだけでなく、コーヒーやココア、ヨーグルトに入れれば砂糖や牛乳の代わりにも。「温めた甘酒に白玉を入れ、汁粉のようにしてもおいしい。応用できるのが魅力」
「蔵づくり-」は700ミリリットル入り1080円。市内外の酒販店で販売している。北安醸造電話0261・22・0214
(大山博)

投稿者: mgpress