不幸な命救いたい 東御の企業出資の基金動物愛護活動中信3団体に助成 【松本】

動物愛護の「とうみHappyAnimal’s基金」の助成金贈呈式は11月21日、認定NPO法人みらい基金(長野市)の松本事務所(松本市島立)で開いた。中信地区で活動する3団体など県内の8団体に10万円が贈呈され、引き続き行った懇談会では啓発に必要なことなどを話し合った。
基金は、東御市の企業から「全県で犬や猫の愛護の取り組みを」と300万円を託された県みらい基金が、同団体の「冠寄付・助成プログラム」を活用して創設。中信地区では、飼育放棄犬の引き取り・保護活動などに取り組む「ゆめまるHAPPY隊」、猫の保護や譲渡活動などをする「もふもふ堂」と「こねこの会」が選ばれた。
各団体の代表者らは助成に感謝しつつ、「こんな活動が要らなくなる世の中になってほしい」「不幸な命を少しでも救いたい」と思いを吐露。シェルターの維持費や餌代、ワクチン接種や手術費など、資金や情熱が必要な一方、「そこに連れて行けば、なんとかなるんでしょ」と安易に周囲から言われることもあり、ジレンマだという声もあった。
また、不幸な命が生まれないための対策や、飼い主、里親にとって大切なことなど「川上と川下、両面の啓発が必要」との意見も出た。
「とうみ-基金」では今回の助成のほか、動物愛護教育や譲渡会、啓発活動などにも取り組んでいる。県みらい基金松本事務所の荊尾幸三所長は「多くの人に関心を持ってもらい、協賛も募りながらこの基金を継続させていきたい」と話した。
(上條香代)

投稿者: mgpress