全日本体操団体4位 大町ジム・ネット教室

体操の団体日本一を決める第72回全日本団体選手権(11月24、25日・群馬県高崎市)女子で、ジム・ネット教室(大町市)が県勢過去最高の4位になった。現日本代表選手も出場した大舞台で物おじしない演技を披露し、首都圏の名門クラブや大学勢が上位を占める中、地方クラブの存在感を示した。
予選の全日本ジュニア選手権(1部=8月・横浜市)で団体7位になり、全日本学生団体選手権の上位など計16チームが出場する大会の出場権を初めて得た。
メンバーは松村朱里(大町岳陽高3)、坂口彩夏(同1)、原田野乃花(同)、桐原楓乃(会田中3)、國府方杏月(大町第一中3)、山田陽葵(松川小6)の6人。
このうち松村、坂口、國府方の3人が跳馬、段違い平行棒、平均台、床運動の4種目で演技し、合計152.728点。優勝は日本代表の村上茉愛を擁する日体大(東京)で161.431点だった。
ジム・ネット教室と3位の戸田市スポーツセンター(埼玉)との点差はわずか0.8点。國府方は「もう少しでメダルに届いたが、練習の甘さによる細かいミスが出た。しっかりつぶしてレベルアップしないと」。坂口も悔しさをにじませつつ「地方のクラブでもここまでやれるという自信になった」と胸を張る。
エースの松村は、これが高校最後の公式大会。跳馬で難易度が高い「伸身ユルチェンコ2回ひねり」を決め、チームの種目別1位(42.932点)に貢献した。得意の段違い平行棒で落下するミスもあったが「気持ちを切り替えてやり切れた」と晴れやかな表情。
卒業後は強豪大などに進学せず、ジム・ネット教室で東京五輪を目指すといい、「本番でミスをしない精神力の強さを磨きたい」と闘志を燃やす。
(大山博)

投稿者: mgpress