県内16カ所で開催「妄想会議全県ツアー」


しがらみのなさ会話の弾みにも

「ゆめサポママ妄想会議全県ツアー」が11月、県内16カ所で18回にわたり開催されました。県が昨年、11月19日を「いい育児の日」と制定したことがきっかけで始まり2回目のツアーです。各地の熱気あふれる会議の様子と、「妄想」のその後について報告します。
「ゆめサポママ妄想会議」とは、やるかやらないか、できるかできないかは横に置いて、単純に妄想を話す会です。子どもを通じたママ友ではないママと出会い、特技ややりたいこと、興味のあることをアピールし、つながる。さながら「合コン」のようなスタイル。ママというのは子どものいる女性を指していますので、子どもの年齢、ママの年齢もさまざまです。
「何のしがらみもなく、不思議と悩みを打ち明けられました」という方や「私は自分の夢ややりたいことを語るよりも、皆さんが頑張っている姿を見たり応援するのが好きなんです」という方もいて、異世代の交流の場としても盛り上がりました。

会議のアイデア実現事例も多数

中信地区(木曽町、池田町、松本市)では、「雪かきを手伝ってくれる団体はないかな」から「ママによるママのための会社を作ってしまおう!」など、小さなことから大きなことまで語り合いました。特に初開催の木曽町、池田町では、地元愛にあふれる意見がたくさん出たように感じます。
この妄想会議、妄想が実現していることが数多くあります。以前紹介した、長野市でママたちが働くレストラン「ゆめママキッチン」、松本市近郊で子ども食堂を開いている「アップルツリー」は軌道に乗り、また新たな可能性を予感させながら歩き続けています。
昨年のツアーでは、飯山市での「フリ-マーケットをやりたい!」というひとことから、12月に「いいやまマママルシェ準備室」が発足。今年7月1日に、物品販売やさまざまな体験ができるイベント「いいやまマママルシェ」が開催されました。
今年の池田町の参加メンバーは、会議の後に「シャインマム」という団体を発足させています。同町、安曇野市北部周辺を盛り上げるために始動しています。松本市で提案されたママたちが参加する「読書会」は、1月に開催が決まりました。

会って話すこと物事進める力に

1人で考えてもできないけれど、人に相談すること、一緒にやることで、実現できることがあると思います。インターネットで情報を得ることが多い昨今ですが、実際に会って情報交換することは想像以上に楽しく、物事を前進させる力があるのだと感じました。「子育てを楽しむためには、まずママ自身が輝くこと」。これがどの会場でも共通した意見でした。
会議の最中は、皆さん高揚しているため、誰もがキラキラして見える作用があります。帰宅した途端、変わらない日常に戻ってしまうのかもしれません。それでも、同じ時間を共有したママたちが緩くつながっていたら、何かの拍子に強くつながることができると思います。「長野県で育児することって楽しい!ワクワクする!」。11月19日はそんなふうに思える日にしていきたいと思いました。

【「妄想」教えてください】
来年1月9日付の「イクトモ」では、「紙面で妄想会議」(仮)を予定しています。あなたの「妄想」を教えてください。小さな夢から大きな夢まで気軽にお寄せください。住所、名前(ペンネームも可)、年齢、性別、子どもがいる方は年齢を書いてメール(ikutomo@mgpress.jp)で。締め切りは20日。掲載分には薄謝を送ります。


投稿者: mgpress