信州木曽看護専門学校生が滝越地区に義援金

信州木曽看護専門学校(木曽町新開)の学生自治会は10日、7月の大雨の影響で地区に通じる唯一の村道が崩落し、今も避難生活を続けている王滝村滝越地区の住民16人に義援金3万円を贈った。自治会役員の生徒6人が、高齢の住民らが生活する村保健福祉センターを訪れて励ました。
義援金は、10月の学校祭「白凛(はくりん)祭」で行ったバザーの収益の一部。「同じ木曽で困っている人たちの力になりたい。今は物よりお金の方が支援になると思った」と副会長の今泉伶さん(20)と桜木文香さん(25)。
滝越地区に団体から義援金が届くのは初めて。区長の三浦悦夫さん(68)は「西日本を中心に各地で豪雨災害が起きた中で、小さな滝越に思いを寄せてくれたのが何よりうれしい」と感謝し、贈呈式に参加した三浦きぬゑさん(88)は「思いがうれしい」と学生の手を握って涙を流した。
住民は、村道の復旧工事用の仮設道路を通って一時帰宅を続けており、年内はあと2回を予定。希望が出ていた自宅での越年は、安全上の理由で困難とされ、避難先で正月を迎える。村道は年度内の完成を目指し、住民に帰還の見通しが示されるのは来年2月ころという。
(倉橋孝四郎)

投稿者: mgpress