松本厳誠会 空手道場でボクシング

NPO法人日本空手松涛連盟松本厳誠会(松澤展明代表)は3日、一橋大(東京都)ボクシング部コーチの岡川智行さん(38、神奈川県)を招いた練習を、松本市新村の同法人道場で行った。他の格闘技を体験することで空手の技能向上に役立てようと企画。スリランカのきょうだい選手も参加し、同会の子どもたちと交流を深めた。
松本厳誠会の指導者、松澤成基さん(27)が以前、岡川さんからボクシングを習ったことがあり、今回の指導が実現した。岡川さんはボクシングの動きについて「ジャンプの高さやリズムを変えると相手は、いつパンチが入ってくるのか分かりにくい。左右の動きより、上下のフェイントに反応しにくい」などと説明。2人1組で練習した。
スリランカの選手は姉のシスミ・サタラシンハさん(17)と弟のウサラ・サタラシンハ君(12)。2人の父親は同国空手ナショナルチームでコーチを務めるルアン・サタラシンハさんで、ルアンさんは岡川さんの友人。空手発祥の国でトレーニングをと来日し、松本市総合体育館で2日開いた第29回全国アルプス空手道大会にも出場した。
ボクシングのストレートと空手の突きなど両競技には似た要素が多くあると岡川さん。松澤代表(63)は「空手道場でボクシングを体験するのは県内では珍しいのではないか。今後も続けたい」。小林歩暖さん(梓川小5年)は「空手と少し違い、難しかったけど楽しかった」と笑顔。
シスミさんは「大会に出たことや日本の道場で練習したことはとてもいい経験になった」と話した。
(八代けい子)

投稿者: mgpress