中継で書評合戦熱く 「電脳ビブリオバトル」県内12高校が参加

大町市の大町岳陽高校など県内の12高校を遠隔会議システムで結んでお薦めの本を紹介し合う「電脳ビブリオバトル」が、21日に行われた。校内でビブリオバトルを盛んに開いている岳陽高が学校対抗で行おうと、昨年に続いて開催。各校の映像を中継し、5人のバトラー(発表者)が熱のこもった書評合戦を繰り広げた。
バトラーの参加は大町岳陽高、松本深志高(松本市)など5校。それぞれ5分間でお気に入りの本を紹介した後、3分間のディスカッションタイムで観戦者から質問を受けた。不具合でシステムに接続できなかった松本深志高のバトラーが電話で発表するトラブルもあったが、各バトラーには質問も多く投げかけられ、盛り上がりを見せた。
全ての発表終了後に観戦者による投票を実施。伊那北高(伊那市)の生徒が紹介した「カレーライスを一から作る」が最多得票で「チャンプ本」に選ばれた。
大町岳陽高の代表髙野天勝さん(2年)が取り上げたのは、中村文則さんの「教団X」。敬愛する中村さんの作風の説明に時間を費やし、肝心の本の紹介が急ぎ足になってしまったことを悔やみ、「ビブリオバトルに参加するのは、多くの人に中村さんの作品に触れてほしいから。また開催できれば、リベンジしたい」と話した。
(大山博)

投稿者: mgpress