明科の古根さん 手描き友禅作品展 1月1日から

安曇野市明科の友禅染作家、古根香さん(45)は1月1~16日、同市穂高有明の「カフェギャラリー安曇野縁縁」で、作品展「一陽来復」を開く。絹地に手描き染めして作った「染額(そめがく)」、ブローチ、ストールなどの他、最近作り始めたがま口型の手づくりバッグも並べる。
手描き友禅の技法を追求する古根さんは日展など公募展に出す作品や呉服の他、部屋に飾ってもらえる染額も多く手掛ける。
がま口は、「ノスタルジックなイメージがある」と、古根さん本人が好む形。額用に染めた布を眺めているうちに、「こういう布で作った、がま口バッグがあってもいいのでは」と思い付いたという。
「手描きなので比較的高価になってしまうし、柔らかいため仕立てもしにくいが、友禅染を身近なものにしてもらうため挑戦しよう」と自分で縫製も始めた。絵画風のものばかりでなく、デニム状に織った厚めの絹地に小さなはけで丸を描くなど連続模様の布も作った。
「初日までにいくつできるか分からないが、バッグを10点くらいは作りたい」と、多忙な年末を過ごす。ブローチも絹地にこだわり、5センチ四方の友禅染をいくつも作って縫い上げている。
展覧会のタイトル「一陽来復」は、冬至を表す言葉としても知られるが、他に「新たな年が来る」という意味もある。古根さんは「年頭に、お気に入りを見つけて華やいだ気分になってほしい」と笑顔を見せる。
午前9時~午後5時。4、10、11日は休み。
(長田久美子)

投稿者: mgpress