松本大と地元生産農家がコラボ 古代米でドーナツ

松本大(松本市新村)の学内組織「地域づくり考房『ゆめ』」の学生プロジェクト「◎いただきます!!」が、地元の農家でつくる「くれき野やさいクラブ」と古代米を使ったドーナツを商品化した。ミネラル豊富なもち米の古代米を粉にして生地に混ぜ、しっとりもちもちした食感と控えめな甘さが売りだ。
商品名は「古代米ドーナッツ」。学生が名前を考え、商品ラベルをデザインした。「新しいけど懐かしい味」がキャッチフレーズ。昨年10月の大学祭で試作品を販売したところ、約200袋が完売するなど好評で、商品化が決まった。一口サイズのドーナツを個包装し、1袋12個入り400円。
「軽い食感で油っぽくないので何個でも食べられる」と2年生の河合京香さん(20)。同学年でプロジェクト副リーダーの栗林真梨奈さん(20)は「栄養価も高く、お子さんのおやつや、お茶菓子にお薦めです」。
古代米は、同クラブが数年前から生産販売するが、売れ行きが低迷。新たな活用を模索する中、地域で食育活動に取り組む学生たちに相談したのが商品開発のきっかけだ。古代米を使ったアイスクリームや甘酒、餅などを試作。しかし、古代米の紫黒色が「食欲をそそらない」など、開発は困難を極めた。そんな中、「ドーナツなら色も目立たないし、幅広い世代に受け入れられるはず」とリーダーの2年生、大日方晴奈さん(19)。
学生のレシピに基づき、地元の渡辺製菓所(同市惣社)が市販品用に製造、同クラブが販売する。道の駅「今井恵みの里」(同市今井)、JA松本ハイランドの直売所で発売中。
問い合わせは地域づくり考房「ゆめ」電話0263・48・7213

(高山佳晃)

投稿者: mgpress