「イクトモ片付け座談会」専門家の村仲さんに聞く その先のワクワクへ

片付けの悩みは尽きないもの。家族構成やライフスタイルによって整理、収納の本の通りに当てはまらないことがあります。家族構成が違う6人が集まり、片付けが続くコツを専門家の村仲なおこさん(47、松本市梓川)に聞きました。

Q4歳と1歳の子どもがいておもちゃを毎日片付けても終わらない。
A夜寝る前に自分が気持ちがいいと思う場所を1カ所作ることからでいいと思います。片付けをしなくてはいけない、だと「もの」が主役で続きません。遠回りかもしれませんが、片付いたダイニングテーブルで家族団らんをしたい、部屋をきれいにして友人を招きたい、など片付けた先のワクワクする未来を考えてみましょう。
無理におもちゃや物を断捨離するよりも、しまうケースを好みの色に統一させるだけでもすっきりします。
Q片付けを家族にも協力してもらうには?
A片付けは自分で行うことが基本です。家族にどれが大事なものなのか確認してみましょう。強い口調ではなく、一緒に選んでみてください。
片付けはマイナスからゼロに戻すことではなく、部屋が整うと気分がよくなることを伝えてほしいです。部屋が整って心地よく感じるラインは人それぞれです。心地よさに正解も不正解もないので、本や雑誌のようなきっちり片付いた部屋を目指さなくても大丈夫です。楽しそうに片付けをすると家族にも伝わっていきます。
高齢者や歩き始めた子どもがいる部屋では床に置いてあるものにつまづき、けがにつながることもあります。身の回りの危険をなくす意味でも片付けは大事です。
Q押し入れの収納がうまくいきません。
A70~80センチの奥行きがある押し入れは、仕切りがなく使いにくい場所です。収納は使いやすさが大事です。使いやすさとは出し入れしやすいこと。寝具を平積みにするのではなく家族が使う寝具なのか、客用で年に数回だけ使用するのか、使う頻度によってしまう位置と収納方法を考えてみましょう。
布団を立てて収納する方法もお勧めです。収納スペースに合わせて縦、横どちらにも置ける不織布のケースを使うという方法もあります。
★収納グッズはウェブサイト「収納の巣」を参考に。

【参加者の感想】
●青柳佳奈子さん(34、塩尻市、子ども4歳、1歳)
子どもの持ち物は本人にどうするか聞いて選択させるようにしていこうと思いました。
●関香苗さん(35、安曇野市、子ども3歳)
持ち物が多すぎる夫ともコミュニケーションを取りながら、片付けに取り組んでいきたいです。
●林裕美さん(50、安曇野市、子ども20歳、14歳)
命を守るための収納ということを持ち帰り、同居している80歳、90歳の両親とも話し合って動線など見直したいです。
●塩原里佳さん(53、松本市、子ども26歳、23歳、19歳)
まずは一番目につくキッチンから始めようと思います。
●冨田琴美さん(39、松本市、子ども4歳、1歳)
子どもに判断させることが将来につながると、期待を込めて取り組みたい。
●内田真澄さん(38、松本市、子ども4歳、1歳)
物を増やしたくないので収納用品も買わずにいたが、収納用品も必要だと感じました。
(本庄みどり、藤原里絵)

村仲なおこ
片付け支援サービスを提供するライフオーガナイザー(日本ライフオーガナイザー協会主催)1級を2012年に取得。クラシツクル(https://kurashitukuru.amebaownd.com)主宰。
2月15日午後1~3時、「片づけのきほん講座」開催。3500円、コワーキングスペースグリーム(松本市島立)小会議室。申し込みは村仲さん電話090・6532・0676、メールnako@cb.mbn.or.jp


投稿者: mgpress