松本 中原防水布店で最盛期迎える 中学校用背負いかばん作り

寒さ厳しい中、来春に向けた中学校の指定かばん作りが、中原防水布店(松本市中央2)で、最盛期を迎えている。松本市内の10校をはじめ塩尻市や県外の学校分も手がける。1000~1500個は3代目の中原啓さん(70)、妻文子さん(69)、息子の孝さん(40)らが手作りする。作業は入学式直前まで続く。
同店は学生かばんやランドセルなどの製造・販売店。中学校で主流の背負うタイプの指定かばんは、2代目の故中原右乗さんが、50数年前に市立開成中から「通学路が急坂で大変。肩掛け型ではない、軽くて丈夫な物を」という依頼を受け考案。これが評判を呼び、多くの学校に広まったという。
4代目を継ぐ予定の孝さんは「作ったかばんを背負っているのを見るとうれしくなる。好きなように使って」と笑顔だ。
(渡辺織恵)

投稿者: mgpress