松本山雅FCが新加入選手入団会見&新体制発表会

今季の松本山雅FCの新加入選手入団会見は12日、新体制発表会は14日に、それぞれ松本市内で開いた。14日までに決まった新加入13選手は25歳以下が9人を占め、将来性やハングリー精神を見込んだ顔ぶれ。新体制発表会ではJ1定着の決意を込めた今季のスローガン「One Soul 境界突破」が発表された。

松本山雅 新加入選手
各年代の実力者並ぶ

新加入選手は服部、町田らJ2クラブの主力級に、塚川、溝渕ら昨季に出番をつかんだ中堅、米原や榎本ら注目の若手など、地味ながら各年代の実力者が並んだ。会見に出席した選手に加えてもう1人、FWを獲得することも明かされた。
チームは各ポジションにベテラン、中堅、若手をそろえ、競争を促す方針を継続。石原や下川らが移籍した左サイドは那須川、J1経験がある高橋、高卒新人の山本らが争う。
昨季、大分に期限付き移籍していた宮阪が復帰。新たに現場と育成組織のパイプ役として、育成経験が豊富な長島裕明コーチ(51)が就任した。
補強の責任者の柴田峡編成部長(53)は選手獲得の基準を▽絶対的な強みを持つ▽J1としてはまだ不十分なクラブの環境に適応できる▽弱点を的確に補う外国人-などと説明。「サッカーの質の向上、若手の成長促進なども考慮し、残留だけでなく一つでも上位を狙えるように戦力を充実させた」とした。

「境界突破」J1定着へ決意
新体制発表会

新体制発表会はキッセイ文化ホールで開き、前日に初練習を行った選手と反町監督ら指導陣が勢ぞろい。ファン・サポーター約2000人に意気込みなどを語った。
今季のスローガンは、4年前に越えられなかったJ1トップ15入りの境界(残留)を突破するという意味。クラブ運営会社の神田文之社長(41)は「まず3年はJ1にしっかり残り、5年後以降に優勝シャーレをこの町にもたらしたい。そのために支援の輪を広げるのが会社の仕事」と決意を話した。
選手とコーチ陣は「最古参として、チームを去った選手の気持ちも表現しながら戦う」(飯田)、「変わった背番号(11)以上に得点する」(永井)など1人ずつ今季の目標や懸ける思いを話した。
終了後に反町監督は「例年通り非常によい雰囲気で迎えてもらい、新加入も圧倒されたのでは。この熱量にピッチで応えてほしい」と選手に望み、「昨季の喜びはいったん封印し、新たな気持ちでやっていかなくては」と今季を見据えた。

(長岩将弘)

投稿者: mgpress