県伝統工芸品展 職人技を間近で 22日まで井上 実演やワークショップも多彩に

「県伝統工芸品展」は22日まで、松本市深志2の井上で開いている。木曽漆器や松本家具、お六櫛(ろくぐし)など中信地方をはじめとする県内各地の多彩な工芸品のブースが並び、展示販売。職人による実演やワークショップなどもある。
地域色豊かな伝統工芸品への理解を深め、産地の活性化につなげようと開き34回目。外国人観光客が増えていることから、今年は初めて英語のチラシを作製した。
初日の16日は、中野土雛(びな)の職人、奈良由起夫さんが人形の顔を描くなど実演した。「信州の伝統的工芸品の職人による『本格的実演』」は19日に松本家具と木曽漆器、20日に南木曽ろくろ細工、信州紬(つむぎ)が行う。
ワークショップは、19、20日を中心に11団体が体験メニューを用意。信州紬(手織り機でのコースター織り)、松本家具(木製小物の製作)、内山紙(和紙の小物入れ作り)などがあり、20~60分程度で有料。両日は信州打刃物(うちはもの)職人による包丁研ぎのサービス(1本500円)も先着順で受け付ける。
県、県伝統工芸品産業振興協議会、県中小企業団体中央会の主催。同協議会の会長で松本民芸家具常務の池田素民さん(50)は「毎回楽しみにしている人もいる半面、地元の産業を知らない人もいる。これからも継続し、若い世代にも伝えていきたい」と話した。
入場無料。午前10時~午後7時(最終日は5時まで)。井上電話0263・33・1150
(八代けい子)

投稿者: mgpress