美容室「BeeBLUE」両川さんに聞く「グレイヘア」

白髪が出ても染めずに、それを格好良く生かす「グレイヘア」が注目を集めています。白髪を美しく見せ、おしゃれにグレイヘアに移行するこつなどを美容室「BeeBLUE(ビーブルー)」(本店・松本市筑摩1)を経営する両川晴美さんに、3カ月ほど前からグレイヘアを楽しんでいる太田和代さん(62、大町市大町)に話を聞きました。
-グレイヘアをきれいに見せるには
グレイヘアに似合うのは、ボリューム感も出るボブなど短めの髪形。ボブには頭の形をきれいに見せてくれる効果もあり、手入れもしやすいです。
体質や遺伝などで白髪が黄ばむ人も多いです。この場合は、黄色の補色である青紫色を少し入れたグレー系のヘアマニキュアやカラーでうっすら染めると、きれいで艶のある白色になります。
-グレイヘアに挑戦したいが、全体が白髪になるまでの移行期が悩ましいという人が多い
髪を染めずに白髪を増やしていくことは、周りの目もあってなかなか難しいもの。ですが、移行期をおしゃれに楽しむ方法はいろいろあります。
黒髪の中にある白髪はどうしても目立つので、例えば部分的に明るい茶色に染めると、髪色の一部が明るくなるハイライトと、暗くなるローライトが生まれ、白っぽさがぼやけておしゃれになります。この方法だと、白髪染めよりも伸びてきた白髪が分かりづらく、長持ちします。
また、所々に暗めの青や濃い緑色のヘアマニキュアを塗り、白髪をカラーの一部として生かすやり方もあります。ブリーチ(髪の毛の色素を抜く)もいいですが、髪へのダメージが大きいのでしっかりトリートメントをして髪を保護することが大切です。
-グレイヘアにする上で注意することは
どうしても年齢より老けて見られがちです。それを指摘されて、白髪染めに戻るという人もいます。また、何も手を掛けずにいると、だらしなく見られてしまう場合もあります。
おしゃれにグレイヘアを楽しんでいる人は、きちんと髪形を整え、髪の艶を保つケアをし、メークやファッションにも気を配っています。全ての人に若々しく、きれいになって充実した毎日を過ごしてほしいと願う美容師としては、格好悪くなって落ち込んでしまうような目に遭ってほしくありません。
全ての人がグレイヘアにできるとは言えないので、まずは信頼できる美容室などで相談してみてください。美容師の知識や過去の経験から適切なアドバイスがもらえると思います。

おしゃれを楽しむ太田さん こつはこまめな手入れ

「はっきりした色のメークやファッションが似合うようになり、おしゃれが楽しい。白髪染めをする必要もなくなり、気持ちも楽になりました」と太田さん。
グレイヘアにしたきっかけは、先に実践した友人の岡江理恵子さん(63、大町市常盤)を見て「すごくすてきだと思って」。以前から関心があったグレイヘアへの挑戦に背中を押された。
約10カ月間、月に一度髪を切り、白髪で染める部分を徐々に減らしていった。黒髪が6割、白髪が4割だったという昨年11月には、白髪の部分をもっと増やしたいとブリーチを施し脱色。茶色がかったオリジナルのグレイヘアになった。
「こまめに手を入れることが美しいグレイヘアのこつ」と、美容院には以前よりも頻繁に通うようにしている。
「年齢に逆らわず、ありのままの自分でおしゃれを楽しめるのがグレイヘアの魅力。髪色の変化も楽しみながら、『こじゃれたばあちゃん』になっていけたら」と朗らかに語った。
(大山博)

投稿者: mgpress