豊科南小で「昔の暮らし体験教室」

昭和半ばまで庶民の生活の中で使われていた道具を体験する「昔の暮らし体験教室」が1月25日、安曇野市の豊科南小学校で開かれた。社会科の授業で「昔の暮らし」を学ぶ3年生の3クラス約90人が、古い着物を着て道具類に触れ、昔の暮らしに思いをはせた。
同市の豊科郷土博物館と穂高郷土資料館が、市内全10小学校の3年生を対象に毎冬行っている出前講座で、2月半ばまでに各校で開催。わらで編んだ蓑(みの)がさや火打ち石、石臼、弁当箱、てんびんなど、収蔵品を持ち寄り、実際に触れてもらうのが特徴だ。
児童たちは好きな着物や甚平を身に着けると口々に「あったかい」。石臼は回して大豆をひき、きな粉に。火打ち石体験では火花が飛び散るたびに「おおっ」と声を上げた。げたスケートに興味を持った矢沢咲さん(9)と、石臼体験は初めてという松田紗生さん(8)は「昔の人はいろんな工夫をして生活に使っていたことが分かった」と目を輝かせていた。
両館の職員らは「体験したことを家族みんなに話し、古い時代を身近に感じてほしい」と期待していた。

投稿者: mgpress