奈川小4年生「奈川もりあげ隊」結成 地元の魅力伝えたい スキー場で赤カブ漬けPR

松本市奈川小学校の4年生(4人)が「奈川もりあげ隊」を結成し、地域をPRする活動を始めている。1月30日には学校を飛び出して野麦峠スキー場で活動。地元特産の赤カブ「保平蕪(ほだいらかぶ)」の甘酢漬けをスキー客に振る舞った。
隊員は白川富雅君、小石翔偉君、奥原絆さん、奥原瑠菜さん。
保平蕪は県の「信州の伝統野菜」に認定されている。祖母が保平蕪を作っている奥原瑠菜さんが、みんなで栽培しようと提案。4人は昨年8月から総合的な学習の時間を使い、保平地区の畑で、瑠菜さんの祖母に教わりながら間引きや追肥などをまめに行った。
11月に収穫し、甘酢漬けにして食べたところ、あまりのおいしさに「もっと多くの人に知ってほしい」と考え、12月に「奈川もりあげ隊」を結成した。
4人の熱意に地元住民も協力。活動をPRするポスター作りを市の職員が手伝ったり、地元の店舗や施設がポスター掲示に協力したり。そうこうするうちに「よその人に直接魅力を伝えたい」とスキー場での試食会を計画した。
この日は体調不良の瑠菜さんを除く3人が参加。昼どきのレストランで、地元の食品会社「奈川山菜」が作るかぶ漬けを振る舞った。
「これはうまいね」「大好きになった。ありがとう」と好評で3人も笑顔。かぶ漬けの作り方やかぶ漬けが買える奈川山菜の場所に加え、とうじそばや豊かな自然といった奈川の他の魅力も伝えた。
「軟らかくて驚いた。帰りに絶対買って帰る」(安曇野市豊科の69歳女性)、「身の厚みと酸味が新鮮。友達にも薦める」(名古屋市の73歳男性)と話す人もいて、新たなファンの開拓にも成功した様子だった。
「宣伝部長」の小石君は、「テレビ局や新聞社への取材依頼は、緊張したけどいい経験だった」と頼もしいまなざし。副隊長の奥原絆さんは「とうじそばや山菜などPRしたいものはたくさん。5年生になっても活動を続けたい」、隊長の白川君は「イオンモール松本にポスターを張れたらいいなあ」と目を輝かせていた。
(松尾尚久)

投稿者: mgpress