松本スイーツコンテスト2019 地元食材使った5品決定 グランプリはパティスリーニューモラス

12日まで井上に限定ショップも

松本の新しい顔となるスイーツのレシピを募る「松本スイーツコンテスト2019」の審査結果が発表され、グランプリに「パティスリーニューモラス」(松本市小屋南)のセロリを使った一品が輝いた。上位5品目が「松本スイーツ」に認定され、出品した各店のほか、井上(同市深志2)で12日まで開く期間限定ショップでも販売している。
コンテストは市や松本菓子組合、松本商工会議所などでつくる「松本スイーツ開発・普及事業実行委員会」の主催で4回目。
今回は「Possibilities(可能性)」がテーマで、主材料のうち最低1種類は、入手が容易な地元産食材を使う。調理や食品製造に従事するプロを対象に昨年秋に作品を募ったところ15点の応募があり、書類や試食の審査を経て5品目が決まった。
グランプリの作品「ヴェールクレール」は、白ワインやセロリのムースに洋ナシのゼリー、白ワインとみりんで煮たセロリのコンポートなどを組み合わせた。セロリ独特の香りを隠すためにライムと香草のベルベーヌを使ったという。
出品したニューモラスのオーナーパティシエの大塚泰裕さん(36)は16年に東京から移住。開店準備の期間中に農家を手伝い、セロリを収穫した。「うれしい。いろいろな思いがあり作った。農産物やお酒など地場産のものを使い、新しい提案ができるのではないか」と話す。
同店のパティシエ、井野七虹さんの「ねぎらい」も入選した。
準グランプリは、フランス料理店「lesourire(ル・スーリール)」(城東1)の宮城弘治さん(37)による「松本の泉」、3位は「御菓子処(どころ)藤むら」の近藤美希さん(44)による「雪詩(うた)」が選ばれた。入賞のもう1点は「手作り和菓子の万寿堂」の井上雅恵さん(62)による「松本多果楽餅(たからもち)」。
期間限定ショップではこのほか、歴代の受賞作やオリジナル商品「ミソラサンド」などを販売。午前10時~午後7時(12日は6時)。井上 電話31・1150
今回は、松本市のイラストレーター山本香織さんデザインのオリジナルトートバッグも作製。松本スイーツの取り扱い各店で13日から、1000円(税別)で販売する。
(八代けい子)

投稿者: mgpress