バブル再来? ディスコ続々

松本市内の喫茶店やバーラウンジ、ホテルで復活

ちょっと踊りませんか-。松本市内の喫茶店やバーラウンジ、ホテルで、ディスコが復活し、当時青春時代を送った40~60代が熱くなっている。キラキラしたミラーボールの下で、音楽に身をゆだねる。J-POPとディスコをからめたイベントには約160人が参加して、「松本ナイト・フィーバー!」といった感じだ。
平成時代の振り返りでバブルの時代やディスコブームが取り上げられる中、子育てや仕事が一段落した世代は、キラキラした時代に戻りたいという思いが頭をもたげることも。踊ってストレスを解消するだけでなく、外出の機会を増やしたり、仲間と交流の機会を増やしたりで「健康寿命延伸につなげたい」とする声も。理屈はともかく、ディスコ世代も、知らない世代も、行ってみませんか。

タイムスリップ、青春もう一度
レトロな喫茶店扉の向こうは異空間

昭和レトロな雰囲気の「珈琲茶房かめのや」(松本市大手4)は、昨年12月から月1回ディスコパーティーを開いている。扉を開けると、音楽が流れ、ミラーボールがキラキラと光り、赤や青の光が縦横無尽に移動。一瞬にして、異空間に入ったような感覚になる。
昨年4月、ゲストハウス東屋(同市大手4)オーナーの大島健一さん(54)が、市内のスナックで40~50代の人が楽しそうに踊っていたのを見たことがきっかけだ。そこで流れていたのは、昭和時代に流行した歌謡曲などのライブ。日本記念日協会が昨年、7月22日をディスコの日と決めたことも後押しし、かめのやオーナーの斉藤博久さん(30)に開催を持ちかけた。
1月19日は約20人が来店。「1980年代以前の曲をかける」をルールに、大島さんらDJ4人が交代で音楽を担当。偶然店を訪れた百瀬彩菜さん(21、塩尻市)ら3人も席を立ち、踊りの輪に。「楽しい」と目を輝かせていた。
「喫茶店でディスコなんて斬新でしょ」と大島さん。「ジュリアナ時代以前の、誰もが行けた80年代頃のディスコ風景を再現できたらいいね」
次回は22日午後7時~。1000円(1ドリンク付き)。℡0263・31・6597

「大人の社交場」健康効果も期待

バー&ラウンジGNU(ヌー、松本市深志1)では2つのディスコが開かれている。
「DISCO Nights Matsumoto」は毎月第3金曜日開催。DJを務めるDJTOM(小柳雅也)さん(51、同市深志1)は5年前まで東京で働いていた。「ディスコが既に盛り上がっていて、よく踊りに行き楽しかった。松本でもできたらいいな」と2016年、市内の居酒屋で始め、GNUに場所を移した。
「みんなが知ってる曲をみんなで踊ろう」と、80~90年代のソウル、ユーロビートを中心に、70年代後半の曲もかける。SNS(会員制交流サイト)での告知だけだが、平均約40人が集まる。
ディスコで体を動かすことで、ストレス解消や健康増進といった効果にも期待。小柳さんは「参加者が60、70代になっても続け、地域貢献をしたい。健康寿命延伸の一助になれば。DJのプロではないので、自分たちも楽しむ」。もう1人のDJ、小林昌史さん(43、安曇野市穂高)は「来た人が笑顔になって、次の日からまた頑張れる場所にしたい」と意気込む。
次回は15日午後7時~。男性1500円、女性1000円(1ドリンク付き)。
22日午後7時~23日午前0時、同所で開く「DISCO PARTY」は、東京や松本市のディスコで活躍したDJ HIROM IMIZUHATA(水端裕巳)さん(57、諏訪市)が手掛ける。茅野市で2013年からスタート、10回開催し、昨年8月、松本でも初開催。30~60代まで約100人が訪れたという。
水端さんは「ウェブがない時代、ディスコは音楽などの情報にあふれ、大人の社交場だった」と振り返る。
今回のドレスコードは赤。ムービングライト、レーザー光線など特殊ライトを使用、ディスコ王道の曲と照明を完璧にリンクさせる。「踊っていてわくわくするはず。ディスコブームだった空間を目指して、確実にタイムスリップしていきます」。
GNU℡0263・88・5535(午前9時~午後6時)、℡0263・88・6352(午後6時~午前0時)。
1月1日のホテルブエナビスタ(松本市本庄1)のディスコ復活イベントには約50人が、13日に開いたディスコとJ-POPの催し「全部、青い。」には約160人が参加した。松本の夜はさらに熱くなる!
(八代けい子)

投稿者: mgpress