子ども向け健康かるた 医療関係者らが標語作り

松本市を拠点に健康情報の発信に取り組む医療者団体「信州メディビトネット」は2日、あがたの森文化会館(同市県)で健康まんまる◎広場を開き、「健康標語」作りのワークショップを行った。子ども向け「健康かるた」を作る企画の1回目。市内外の医師や看護師、医学生、市民など約60人が参加した。
ワークショップは、信州メディビトネット代表で医師の小手川直史さん(43、同市里山辺)の講演「健康づくりのエッセンス」の中で実施。「市民と医療者の対話は気づきを生む」とし、医療者が偏らないよう6つのグループを編成。全員が標語を考えて紙に書き、グループごとに2作品を選び発表した。
披露されたのは「アルコール飲むより家族で歩こうよ」「背が縮む骨粗しょう症のバロメーター」など。「MGプレス文芸」で俳句の選者を務める降旗牛朗さん(59、同市大手4)と、コピーライターの市川武彦さん(40、安曇野市三郷)が「韻を踏んでいて面白い」「少しいじって、子どもが喜ぶ言葉にするといい」などと講評した。
参加した伊坪陽子さん(66、松本市和田)は「会場いっぱいに集まって、健康に対する地域の熱意を感じた」。大濱マリさん(72、同市村井町北)は「自己流の健康づくりの間違いなど、今日学べたことを友達に伝えたい」と話していた。
今後も一般から標語を募集しながらワークショップを重ね、「健康かるた」は年末ごろ完成させる予定。小手川さんは「大人になってから生活習慣を変えるのは難しい。健康づくりは小学校で科目にして教えるべきだが、『健康かるた』で少しでも意識させたい」と力を込めた。
会場では一般財団法人松本ヘルス・ラボによる骨や血管などの年齢測定もあり、健康への関心を高めていた。
標語の応募は作品に氏名、電話番号を添えて信州メディビトネット(電話・ファクスとも0263・75・6815)へ。
(宮沢厚子)

投稿者: mgpress