コーチングアカデミー長野校校長森田舞さんに聞く “コーチング”で対人関係を楽に


周りや自分の才能引き出す

人間関係で悩んでいませんか?人間関係を円滑にするコミュニケーションスキルを学べるのが「コーチング」です。ゆめサポママ@ながの共同代表で、コーチングアカデミー長野校校長でもある森田舞さん(45、長野市)を迎えてコーチングについて学びました。
「コミュニケーションと聞いてどんなことを思いますか?」と森田さんがまず質問。「実はあまり得意ではなくて…」「苦手なんです」。イクトモメンバーの呼びかけで集まった9人のママたちもそう答える人が多く、人知れず悩んでいることが分かりました。
コーチングは企業内のコミュニケーションを円滑にし、社員の能力を生かし、やる気を引き出す方法として米国で生まれ、日本には1990年代後半から導入。さらに子育てにも生かせると、広く知られるようになりました。
やる気を引き出せる人と、つぶしてしまう人の違いを研究したのがコーチングです。元々持っている性格や素質もあるけれど、うまく引き出してあげる人がいるかが重要になります。「夫は、家事も子育ても、ものすごく協力的です。娘たち2人もパパ大好き!コーチングのおかげです」と森田さん。夫の能力を引き出すことで、自分以上に家事をこなしていると話します。参加者からは驚きの声が上がりました。

コミュニケーションは、対人だけでなくて「対自分」(セルフコーチング)も忘れてはいけません。生まれてから死ぬまで一緒にいる「自分」との対話、これがうまくできない人がとても多く、自分で心に傷を作って引きずってしまっていると森田さんは言います。コーチングを学ぶことで、自分で才能を引き出すことができるようになり、対人関係も良くなります。
「私はコミュニケーションが苦手だから」というママも諦めないでください。コーチングは筋トレと同様、基礎を学び、繰り返し練習することで身に付くスキルなのです。森田さん自身も人間関係に悩んだ過去があり、コーチングに出合って学んだことで楽になったといいます。スキルを生かすようになってコミュニケーションが楽しくなったそうです。
コーチングにはさまざまな方法がありますが、森田さんが教えるのは「マスター(主人)コーチング」といい、人生の主人公になろうというコンセプトを掲げています。人生のハンドルは自分自身で握ること。そして、子どもの人生は子ども自身がハンドルを握れるように、親がサポートすることが大事なのです。

口角上げて笑顔が大切

人は見た目が9割とよく言われますが、人付き合いで一番影響するのは表情だそうです。コミュニケーションスキルの中で最も強力なものは「笑顔」。ニコニコしている人は、周りを安心させるのだとか。この日も、基礎を学んで練習ということで全員で笑顔の練習をしました。
ポイントは口角を上げること。重力や引力の影響で自然に口角が下がり、怒っているように見えてしまうので意識して上げることが大事!「鏡でニコって笑顔を作ってから、旦那さんをお帰りって迎えてますか?」。この質問には参加者苦笑い。毎回できなくてもOKです。プロの野球選手でも3割打てれば上出来、10回のうち1回でもできれば二重丸!夫を笑顔で迎えているだけで「家っていいな」って居心地良く思ってもらえるといいます。繰り返しているうちに身に付いて、自然に口角も上がるというメリットも!
講座の最後は、隣の人と向かい合って感想を言い、自分の中に内容を落とし込みます。講座終了後は参加者同士の距離も近づき、それぞれの思いも表情も変わっていました。テンポの良い森田さんの話に引き込まれ、あっという間の1時間半。会場内にあふれるみなさんの笑顔が印象的でした。
来週は、質疑や参加者の感想などをお伝えします。
(藤原里絵)

【プロフィール】
森田舞 社会保険労務士、コーチングアカデミー長野校校長、ゆめサポママ@ながの共同代表。小2、年少の娘2人のママ。東京や名古屋で学んだコーチングを地元でもと、同校を開校。長野、塩尻、諏訪の各市で開講中。子育てコーチングをベースに、PTA講演会や行政関係セミナーなどを行う。


投稿者: mgpress