軽度発達障害のある高山洋武さん 近年の力作50点展示 3月5日まで 島内公民館で作品展

今にものみ込まれそうなほど大きく口を開けたワニ、どこか愛嬌(あいきょう)のあるゴリラ…。軽度発達障害のある高山洋武さん(28、松本市島内)の陶芸とイラストの作品展が3月5日まで、島内公民館で開かれている。動物を描いた陶芸作品や見る人が思わずほほ笑んでしまうオブジェ、イラストなど近年の力作約50点が並ぶ。
幼少のころから粘土遊びや絵を描くのが大好きだった高山さん。小学5年から中学3年まではテレビ松本(同市)主催の「小・中学生立体アート作品展」に連続入賞し、3年連続最優秀賞に輝いた実力を持つ。漫画家になろうと高校のマンガ・アニメ科に進んだ。
現在は、就労継続支援B型事業所「ケ・セラ塾」(同市出川町)で週2回、キャラクターデザインなどの仕事を担当し、父親の会社の一角に構えるアトリエでも創作活動に取り組む。子どもへの贈り物として恐竜の陶芸を作っているほか、店のキャラクター作りの発注もあるという。
会場には「色の鮮やかさが気に入っている」というアニメのキャラクターのようなカバもあれば、人の顔を抽象化したシンプルな作品、動物の毛並みを一本一本針で描いた写実的な作品などと多彩。昨年の市芸術文化祭美術工芸展で新人賞を受けた「狼」は躍動感にあふれている。
イラストは、オリジナルのアニメ「ZOOZOO(ズーズー)タウン」に登場するキャラクターたちが主に登場。松本山雅FCの昨年のファン感謝デーで用意されたTシャツのイラストもある。
入場無料。平日午前9時~午後5時(最終日は3時)。同公民館℡0263・47・0264
(嶋倉華子)

投稿者: mgpress