JR信濃松川駅 木造の新駅舎完成 池田工高生が看板を制作

JR信濃松川駅(松川村)の新駅舎が完成し、2月23日、使用を開始した。同駅は1915(大正4)年の開業で、建て替えは初めて。改札側の駅舎の壁には、最寄り駅として生徒の7割が使う池田工業高校(池田町)の生徒が作った駅名看板も。この日は完成セレモニーがあり、関係者がテープカットして2代目駅舎の門出を祝った。
新駅舎は木造平屋の約50平方メートル。不要箇所を見直し、従来の半分以下にコンパクト化した。県産材を80%以上使い、県産材CO2固定量認証制度の認証を受ける予定。断熱性や機密性の高い構造に仕上げた。壁全面がヒノキ材の待合室は、木のぬくもりがあふれる。
駅名看板はケヤキ材で作り、縦約50センチ、横約1・2メートル。同校書道教員の大谷佳澄さんが書いた「信濃松川駅」の文字を、同校の部活動「建築工学部」の1、2年生3人が年明けから1カ月程度かけ、のみで深く彫って完成させた。同校生徒会は駅舎や周辺の美化活動を定期的に続けており、JR東日本長野支社が制作を依頼した。
部長の建築科2年、大塚龍さん(17、松川村)は「制作に携われたことは奇跡で、形に残るのでうれしい」と話した。
(青木尚美)

投稿者: mgpress