塩尻に14カ所目のワイナリー 霧訪山シードル開業 リンゴの発泡酒メインに醸造

塩尻市下西条に市内14カ所目となるワイナリー(ワイン醸造所)「霧訪山(きりとうやま)シードル」が開業した。リンゴの発泡酒「シードル」を主に醸造するワイナリーは市内初。経営する徳永博幸さん(55)は会社勤めをしながら、今秋から本格的に醸造する。
徳永さんは、市などが開く「塩尻ワイン大学」の1期生。果樹栽培とワイナリー開業を目指し、2014~17年度にブドウ栽培や醸造技術を学んだ。個人でフランスを視察旅行し、現地でシードル醸造の全工程を見て「自分が進む方向が決まった」と言う。
果樹栽培が盛んな下西条に移住して農事組合法人を設立し、ワイナリーと畑を設けた。1ヘクタールでリンゴ、0・3ヘクタールでブドウとヤマブドウを栽培する。
「シードル用リンゴは酸味と渋みが大事。甘味は少しあれば」と言い、現在は近所の農園から分けてもらった摘果リンゴを使い、ワイン大学の同期生・北山博子さん(51、松本市)の助力を受けて試験的に醸造している。当面、会社の休日に原料の栽培と醸造をし、今秋できる初めての製品は、近隣の酒販店などで販売する。
(小林和男)

投稿者: mgpress