【マッチレビュー】2節・大分0-1山雅(2日・昭和電工ドーム大分) 走力発揮で今季初白星

昇格組同士の対戦は、前線の永井や前田を筆頭に全員が衰えない運動量で厳しく守り、相手をシュート1本に封じた山雅に軍配。4年ぶりのJ1となる今季の初勝利を、鍛え続ける走力でものにした。
開幕戦に続き1トップで先発した永井は、GKを含む相手のボールホルダーにプレスを掛け続け、0-0の後半5分、相手DFのクリアがバーに当たって跳ね返ったボールを左足で押し込んだ。
「とにかくふかさないように、GKに当てないように、空振りしないように、しっかりボールに当てた」という値千金の決勝弾は「PKを蹴るより緊張した」と永井。
試合開始前に、2月10日に肺がんで亡くなった元大分のブラジル人DFダニエルに黙とうがささげられた。永井は、大分でプレーした2015年前半の4カ月間を共にした。
「大分にもダニエル選手にも感謝の気持ちがある」。だから、ふがいないプレーはできなかったと、安心と歓喜が交じった笑顔を浮かべた。
(フリーライター多岐太宿)