農業女子がスマホ写真教室

松本市内外の農業に携わる女性のグループ「松本農業女子くらら」(石綿奈巳代表)は2月20日、「スマホ(スマートフォン)写真教室」を市あがたの森文化会館で初めて開いた。見る人を引き付ける農産物や加工品の撮影方法を学び、SNS(会員制交流サイト)を通じて経営に生かす目的。会員や農家などの女性13人が参加した。
講師は埼玉県在住の写真家・永田知之さん(51)。シャッターを切るタイミングやズーム機能を確認することを基本に、魅力的に見える写真について実例を挙げて説明。約5センチの近さで被写体を下から狙えるといったスマホならではの手法や、背景をぼかして主役を引き立てる加工アプリ、目的に合わせ着脱できるレンズの使い方なども教えた。
後半は実践。参加者は持参したイチゴや瓶詰めジャムなど、農産物や加工品をそれぞれ撮影した。アルミ箔(はく)を貼ったレフ板でサツマイモに光を当てたり、スマホを逆さまに持ってシクラメンの花を下から撮ったり。「すごくいい」「おいしそう」「きれい」などと歓声が上がった。
参加した三吉雅子さん(46、安曇野市堀金)は「スマホ撮影ならではの発見があった。生産者の思いなど、農産物の背景も表現したい」。
グループは2017年、仲間づくりを目的に結成し、メンバーは約25人。農園見学やイベント出店などをする。写真教室など農閑期に勉強会も開き、今期はコミュニケーション講座に続き2回目。石綿代表(52、松本市波田)は「この学びを農業経営に生かしたい」と話した。
(宮沢厚子)

投稿者: mgpress