山雅U-18 水戸など指揮の西ケ谷新監督が就任


山雅の選手育成チーム・U-18の監督に今季、J2水戸やJ3相模原の監督を務めた西ケ谷隆之さん(45)が就任した。3年続けてプリンスリーグ北信越参入戦で昇格を逃しているU-18の強化は待ったなし。指導方針などを聞いた。
-指導で大切にしていることは。
日々考え、工夫し、努力し続ける姿勢を持たせること。体だけでなく、人間的にも大人にならないと、この年代のサッカーは変わらない。自分をどう表現するか、行き詰まった時にどう打開するかは、サッカーに限らず大事。それを個人でできるようになり、互いに補い合える集団にもなってほしい。
トップチームに比べ、育成は結果を長い目で待てる部分もある。しかし、プロになって活躍する年齢は世界的にどんどん下がり、Jリーグも今季から、自クラブで育てた若い選手の保有を義務づける「ホームグロウン制度」を導入した。プレーはもちろん、頭の中身もプロのパフォーマンスに近づけていく必要がある。
-北信越リーグ参入が必達目標になる。
結果と育成の両立は非常に難しいが、努力する。育成年代の成長曲線は、良くも悪くも思い通りに描けない。平日に練習、週末は試合というサイクルの中で、よりよいカーブを描けるように努める。
-継続的なプロ選手の輩出も求められる。
山雅はトップチームがステップアップする速度に、組織づくりも含めて育成部門が追いつけていないのが現状だ。
長野県で生まれ育った選手がトップで活躍するのが理想ではあるが、まずは県外選手の発掘も含め「山雅の育成組織」という枠組みで、プロ選手を生み出すことが大事だろう。ハード面の整備も含め、われわれのブランド力向上が急務だ。

【にしがや・たかゆき】1973年、静岡県生まれ。清水商高|筑波大|J1名古屋などでプレーし、2001年に現役引退。04年から大学やJクラブで指導に携わる。育成担当は09年まで務めた東京V中学年代チームの監督以来10年ぶり。

(長岩将弘)


投稿者: mgpress