朝日村社協がお膳立て「行き会いたいカフェ」

「はぁるか会ってないが、あの人は元気かや。会いたいわやぁ」。そんなお年寄りの思いを聞き取り、再会の場を提供する朝日村社会福祉協議会の「行き会いたいカフェ」が2月25日、村社協の交流施設「えべやかたくりの里」で開かれた。70~80代の約30人が参加し、思い出や近況を語り合った。
えべやの利用者らから会いたい人のリクエストを聞き取った社協職員が、リクエストされた人の家を訪問して誘い出し、この日の再会をお膳立て。2017年夏に始まり今回で4回目だ。
この日集まったのは食生活改善推進員の仲間、引っ越しで距離が離れてしまった元隣組、詩吟仲間など10グループ。ボランティア3人が作ったそばまんじゅうや漬物、煮豆などをお茶請けに話は尽きない様子だった。
塩原芳郎さん(88、西洗馬)は小学校の同級生や職場の元同僚らと再会。一人暮らしの様子や免許返納の話、脳梗塞後のリハビリの話などで盛り上がり、「顔を見られてうれしいね」と笑顔。22年前に村の婦人部役員として共に活動した仲間たちと再会した女性(82、古見)は「一緒に頑張った同志。この縁をずっと大切にしていきたい」と話した。
再会の場を作る“おせっかい”に奔走した村社協の百瀬哲弥さんは、「互いを気に掛け合う文化を醸成したい。今日の再会をきっかけに、たまに会ったり電話したりする関係を続けてもらえたら」と期待した。
(松尾尚久)

投稿者: mgpress