美麻小中学9年生 花豆レシピ集作製し魅力発信

大町市の小中一貫校、美麻小中学校9年生(中学3年生、11人)は、花豆を地域の特産品にしようと活動した本年度の総合的学習のまとめとして、花豆料理のレシピ集「花豆でできること。」を作製した。花豆の多彩な味わい方を紹介することで、魅力を広めたい考えだ。
昨年度の8、9年生計14人が、美麻のように標高が高い場所で育てやすい花豆に着目し、任意団体「花MAME株式会社」を設立。生産や商品開発、PRなどに取り組んだ。
本年度は、パン店「美麻ベーカリー」と共同開発した花豆パン「美麻のミ」など、多彩な花豆料理を考案。昨年度から目標としていた「銀座NAGANO」(東京都)での商品販売や活動報告も実現させた。もともと地区内で作られる花豆は少量で現在は品薄だが、生徒の活動に多くの住民が賛同し、今後は増産も見込まれている。
レシピ集はB5判、16ページ。学習の中で地域の飲食店経営者などに教わった「花豆たい焼き」「花豆と信州ジビエのトルティーヤ」や、同市出身の料理研究家横山タカ子さんからレシピ集のために寄せてもらった「デザート花豆」など、9種の作り方を掲載。活動報告も載せた。
花MAME-の「社長」を務めた海端悦郎さん(15)は「レシピ集の発行で、特産品化に弾みがつけばうれしい」と話した。
花豆に関する活動は現6年生が引き継いでいくという。
レシピ集は、一般社団法人北陸地域づくり協会の助成金を受け、3000部を作製。市役所、市観光協会、美麻の飲食店などに置いている。
(大山博)

投稿者: mgpress