3節山雅0-1浦和 J1ホーム開幕戦 一進一退強豪相手に手応え

J1リーグ戦は1勝1分け、ルヴァン杯初戦(6日・サンアル)も勝って今季無敗のまま、リーグのホーム開幕戦を迎えた山雅。相手が強豪の一角、浦和とあって注目度は高く、1万8922人が来場したスタジアムの声援も受けて健闘したが、得点できないまま後半27分にPKで失点して惜敗した。リーグ3試合を終えて山雅は勝ち点4の9位。
各国代表クラスがそろい、J1でも屈指のタレント力を誇る浦和。戦前の予想は「個人の能力で圧倒的に攻め込む浦和に対し、山雅は組織力と運動量で対抗する」という構図だったが、予想は覆り、一進一退の堅い試合展開になった。
シュート数は山雅6に対して浦和4。浦和がチーム構築の途中だったことを差し引いても、山雅のスタイルが通用したことは間違いない。PKで1失点を喫したが、タレント集団が相手でも堅守は崩れなかった。
前線からのプレスで相手の自由を奪い、攻め込まれても自陣深くまで戻って防ぐことを90分間やり通した選手たちを、反町監督は「現時点で持っている力は出し切った」とたたえた。
選手たちも「J1の強豪が相手でも、戦っていける手応えを感じた。下を向く内容ではないのかなと思う」(高橋)、「非常にタフなゲームだったが、決定的なピンチという場面はあまりなかった」(服部)と自信を得た様子だ。
だからこそ、勝ち点ゼロに終わったことには悔いが残る。前田や高橋のスピードを生かした速攻が機能し、セットプレーでも何回か決定的な場面をつくった。先制点が奪えれば後の展開も楽になったはず。この内容であれば最低でも引き分けて勝ち点1が欲しかったが、チャンスに決め切れなかったことが最後まで響いた。
「『よく頑張った』で終わってはいけない。今日のパフォーマンスには満足しているが、これからチームの力を上げていくことが大事」と反町監督。「負けはしたが好勝負だった」と褒められる時期は過ぎ、強豪と対等の結果を出していかなければならない段階に入っているということだろう。
前田も「よいサッカーをしても、負けてしまっては意味がない。連敗しないことが大事。次の試合に勝てるように頑張りたい」と次節のアウェー広島戦(17日午後3時開始・エディオンスタジアム広島)での勝利を誓った。(フリーライター多岐太宿)
【山雅の次戦】ルヴァンカップ1次リーグ2節・G大阪(13日午後7時開始・パナソニックスタジアム吹田)

投稿者: mgpress