中央民芸ショールームで「ラオスの絹織物」展

松本市中央3の松本民芸家具「中央民芸ショールーム」で20日~4月3日、ラオスの伝統的な絹織物を紹介する「ラオスの手織り~ペンマイ工房の作品を中心に」展が開かれる。23、24日には工房主宰者のトークショーもある。
ラオスでは女性の多くが「シン」と呼ばれる伝統的な巻きスカートを日常的に着用。今も各地で織物が手作りされ、母から娘へ技術が引き継がれているという。
ペンマイ工房は、同国のタイデン族に伝わる伝統的な織物の技術を継承。主宰するコントン・ナンダヴォンドゥアンシ・サイスニットさんの母ペンさんが、第2次インドシナ戦争(1960~75年)で夫を失ったのを機に始めた。ペンさんは3人の幼い子どもを抱え、4人目を妊娠中だったが、織物の仕事で生計を立て、コントンさんらも仕事を手伝うようになった。
近年は、伝統的な古い織物を残そうと複製品作りを手掛けている。今回展示・販売するのはこうした作品で、刺しゅうのように細かい模様が織られ、美しい。模様のそれぞれに「健康」「長寿」「幸運」などの願いが込められているという。
松本民芸家具常務の池田素民さん(51)は「『織物の宝石』と呼ばれるラオスの絹織物に、ぜひ触れてみてほしい」と話す。
コントンさんのトークショーは23日午後3~4時、24日午後2~3時。参加は無料だが予約が必要。中央民芸ショールーム電話33・5760
(渡辺織恵)

投稿者: mgpress