城下町を着物で 花こみち「着物1-Dayパスポート」

松本市の大名町通り(大手3)で着物レンタルを行っている「花こみち」は、利用者向けに周辺商店などでサービスを受けられる「着物1-Dayパスポート」と、町歩きマップを作った。城下町松本をもっと着物で歩いてほしいと、1年半ほどかけて拡大。国内外の観光客らに利用を呼びかけている。
「パスポート」で利用できるのは、大名町エリアの10店、縄手通りの15店、中町通りの11店。該当の店を利用すると割引や商品プレゼントといったサービスを受けられる。参加店にはパートナーショップのシールを貼って、回りやすくした。3店以上を利用し写真をSNS(会員制交流サイト)にアップすると、オリジナル「松本城ノート」などをプレゼントしている。
同店は塩尻市広丘の美容師、磐佐健太郎さん(40)が、2016年にオープン。外国人観光客を中心に利用者は増えており、着物のほか、忍者衣装、軽量の甲冑(かっちゅう)を貸し出している。ただし、利用者の大半は松本城を訪れて、次の目的地に移動してしまうため、市内を回遊してもらう策としてマップ作りに取り組んだ。
「着物で街を歩く人が増えて着物文化が広がり、外国人観光客の増加にもなれば」と磐佐さん。参加店からは「街中のにぎわいにつなげて」と期待の声が上がっているといい、徐々にマップを広げたいとも考えている。
同店の協力で、4月21日に松本城、信毎メディアガーデン、紙舘島勇(大手2)を拠点に開く「キモノマルシェin松本」では、着物で参加した人にマルシェカード(300枚)を松本城入り口で配布。「パスポート」加盟店などでサービスを受けられる。
問い合わせは、花こみち電話080・3917・8753、キモノマルシェの詳細はホームページで。
(井上裕子)

投稿者: mgpress