まつもと子どもたちの映画祭 親子で感動を共有 会話のきっかけに 松本映画祭プロジェクト 河西さんに聞く


毎年約2000人の観客が集まる人気イベント「まつもと子どもたちの映画祭」。春休み定番のお楽しみになっている方もいるかもしれません。10年という節目を迎えた今年は30日、まつもと市民芸術館で開きます。スペシャルイベントが加わり、さらに楽しめる工夫がいっぱいです。主催する一般社団法人松本映画祭プロジェクトの河西佳代さん(54、松本市島立)に話を聞きました。

Q子どものための映画祭の狙いは?
A2008年、市内の商店街を盛り上げようと、中町・蔵シック館で商店街映画祭を開催したのが始まりです。当初は映画好きな人のための映画祭でしたが、他に映画の力でできることはないかと考え、親子で共感でき、子どもの心を育む映画祭にしたいと短編映画を集めた今のスタイルになりました。
子連れで映画館に足を運ぶのはマナーが気になる、映画はスマホやテレビで見られるし…というパパ、ママたちにも、ぜひ映画の力を体感してほしいです。スクリーンで大勢の人たちと同じものを見て感動して、心に残ったことを親子で振り返りながら話すきっかけにしてほしいです。
ここでは、子どもが騒いでも泣いてもお互いさま。映画に飽きてしまったらホールの外に出ても大丈夫です。子ども向けの商店街がコンセプトの「キッズ・ストリート」で、ジャグリングやワークショップが楽しめます。司会のお話や見せ物をはさんで子どもを飽きさせません。

Q上映するのはどんな映画ですか?
Aプログラムは幼児向けのAプログラムと小学生向けのBプログラムの2部構成で、子どもの年齢に合わせて選べます。冒険や勇気をテーマにしたドキドキわくわくするもの、子どもたちの身近なお話で人や物を大切にしたいと思う気持ちになるものなど、発表される機会は少ないけれど世界には素晴らしい短編映画がたくさんあります。
Bプログラムの「サムライエッグ」は野球好きな小学生の男の子が主人公。元気いっぱいな彼は友達と一つだけ違う点があります。それは卵アレルギー。実話を基に母と男の子の絆を描いた作品は、特に親御さんが涙するのではないかと思います。

Q10周年の特別企画は?
A今年はチケットなしでも入場できる「シアターパーク・スペシャルイベント」(2階ロビー)を設けます。長野市にアトリエを持つアーティストTOMOYAARTS(トモヤアーツ)さんによる段ボールを使った巨大な迷路が出現します。
そして、ママフェスまつもと実行委員会による手作りマルシェ約20店舗が出店。「この時期にうれしい入園入学グッズの小物を中心に、アクセサリーなどの販売があります。実行委員会代表の今関尚子さん(36、松本市)は、「ママにも楽しんでほしい」と話していますよ。

【まつもと子どもたちの映画祭 スケジュール】

3月30日 まつもと市民芸術館主ホール
全席指定
S席 大人1200円 子ども600円
A席 大人1000円 子ども500円
前売り券は27日まで、またはなくなり次第終了。当日券も若干用意あり。ランチの販売はありませんが2階休憩スペースと屋上芝生広場は持ち込み自由です。

Aプログラム(幼児向け)
開演 午前10時半 開場 午前10時
キッズ・ストリート 午前9時半~午後1時

Bプログラム(小学生向け)
開演 午後2時半 開場 午後2時
キッズ・ストリート 午後1時半~5時

巨大迷路 午前9時半~午後5時
手づくりマルシェ 午前9時半~午後3時

詳細はまつもと子どもたちの映画祭Facebookページへ
お問い合わせ 松本映画祭プロジェクト電話35・2810

(冨田琴美、本庄みどり)


投稿者: mgpress