もっと政治や議会に関心を 活動する女性議員2人に聞く


4年に一度の統一地方選が始まっています。7日投開票の県議選に続き、21日には市町村の首長や議員の選挙があります。政治に関心ありますか?選挙には行きますか?議員ってどんな仕事か知ってますか?子育て世代に議会への関心を高めてもらおうと活動するママ議員がいます。2人に話を聞きました。

安曇野市議小林陽子さん(47、栃木県出身)
子育て世代の声議会へ
小林さんは、現在26歳になる長男を東京で育て上げ、夫の実家である安曇野市に移住。小学3年の次男を育てながら、2017年から議員活動をしています。子育て世代の声を届けるパイプ役になり、さらにいい市にしたいという思いが強いそうです。「少子高齢化をはじめとして日本って多くの課題を抱えていますよね。地方を底上げしていくことで日本も変わっていくと思っているんです」
そんな小林さんが一番大事にしていることは「聞くこと」。「お母さんたちの意見やスキルってすごいんですよね。そういう意見を議会へ届けたいと思います」
そのすごさを一番感じたのが、自身の選挙活動の時。次男のママ友がウグイス嬢をしてくれたそうで、「みんな自分のことのようにマイクで話してくれて(笑)。いい市にしたい気持ちは一緒なのだなと感じました」。
「ママ友は(子育ての)戦友だし財産です。私も普通のお母さんなので、議員は特定の人がなるというイメージを変えていきたいんです」と小林さん。「これからは議会広報などをSNS(会員制交流サイト)で流すなどして、多くの方の目に触れるよう考える必要もあると思いますし、みんなでいい街づくりをしていきたい」と話してくれました。

白馬村議田中麻乃さん(36、沖縄県出身)
なりたいと思える職に
「議員を子どものなりたい職業ランキングで1位にして、次の世代に渡したいんです」という田中さん。議員は特別な職業ではなく、「勇気と覚悟があればできる」と話します。「1人だけが主体となるのではなく、みんなで意識を高めてみんなでやろうという流れにしていきたい。少しでもいい社会を子どもたちに渡したい。そのために、議員が特別だというイメージを変え、若い世代の議員を増やしていきたいんです」といいます。
初当選した17年の選挙活動は独自のスタイル。後援会作り、電話での投票依頼、チラシ配りは一切やらず、田中さんは自分の愛車に選挙ポスターを張り付けて自分で回ったそう。「これからはSNSをうまく使うことも大事だと思います。投票の仕方なども課題ですよね」と話します。
田中さんは、小学3年、1年の子どものママ。公務中に「お母さんなのに議員をやっていて、子どもの面倒は誰がみているんだろう」などと、声が聞こえることがあるそうです。「批判されるのは先駆者の役目」と田中さん。一方で「自分が議員になったことで、議会に興味を持ったという若い人からの意見もあり手ごたえも感じています。女性議員が安心して子育てをし、議会活動できるようになるよう頑張ります」。

意見交わすイベントも
2人は1月に上田市議の斉藤達也さん(43)とともに「パリテ・カフェ@信州子育て世代が議員になったら」というイベントを安曇野市で開きました。50人ほどが参加。育児中のママたちの参加も目立ち、議員のなり手不足や女性議員が少ない現状などについて話し合いました。このような子育て中の議員の活動で、若い世代、子育て世代の政治への関心が高まればいいと思います。まずは1票を投じることから!
(桜井一恵)


投稿者: mgpress