3作品が限定ラベルに 木曽ペインティングス 日本酒デザインコンペ

6月に木祖村薮原の空き家で開く現代アートイベント「木曽ペインティングス」に合わせ、期間中に同村の湯川酒造店(薮原)が限定販売する日本酒「木曽路」のラベルデザインの審査が3月26日、同社で行われた。イベントに参加する作家と同社の共同企画で、湯川尚子社長と従業員の投票で採用する3点を決めた。
参加作家25人のうち10人が、日本酒の発酵を表現したり、鮮やかな色合いの模様を描いたりした18点を出品。同社の10人が1人5点ずつ投票し、得票上位の「木曽」の文字を組み合わせたデザインなどが選ばれた。
採用するラベルは、それぞれ異なる種類の酒を詰めた瓶(720ミリリットル入り)に貼り、イベント期間中に村内の酒販店や道の駅などで販売する。また、同社は今月中旬~5月末、クラウドファンディングでイベント支援の資金を募り、採用しないラベル15点を返礼品に用いることも検討している。
「木曽ペインティングス」は2017年に始まり3回目。過去2回は会場を郡内に分散して開いたが、今年は薮原宿だけにし、空き家を活用して地域の活性化も試みる。作家と企業の共同企画は毎回行い、ラベルデザインのコンペは初めて。
湯川社長は「イベントの“空き家の活用”というテーマに賛同した。商品として成果を出し、作家やイベントの周知につなげたい」と話した。
(井出順子)

投稿者: mgpress