「風のいろ」でサイエンスカフェ開始 バイカル湖の火球語る 興味のあることを話す集いに

池田町池田の「カフェ風のいろ」は閉店後の時間を利用し、「サイエンスカフェシリーズ」を不定期で始めた。初回は3月24日、塩尻星の会会員の宮地美由紀さん(53、塩尻市)ら3人がバイカル湖(ロシア)と、そこから見る空、蜃気楼(しんきろう)などの話をし、約20人が耳を傾けた。
初回のタイトルは「バイカル湖に寝ころんで火球(明るい流れ星)をゲットしちゃいました」。宮地さんの他、日本星景写真協会準会員の久保田俊雄さん(54、上田市)、蜃気楼の観測などを行っている佐藤真樹さん(33、富山県魚津市)が話した。
3人は3月初旬、知人の気象予報士で第50次南極地域観測隊員の写真家、武田康男さん(58、東京)に誘われてバイカル湖を訪れた。氷上に寝ころんだり空を見たりしているうちに、たまたま火球に遭遇。「急に自分の手が青緑色になり、やがて淡いオレンジ色に。すぐに『火球だ』と思った」と笑顔の宮地さん。
久保田さんは「世界一の深さと透明度を誇るバイカル湖が氷結した様子、そこから見る星空を味わいたくて参加した。感動の旅だった」とスライドを使って説明。佐藤さんは「バイカル湖に出現する上位蜃気楼(元の物体の上に出るタイプの蜃気楼)が見たくて同行。他の人たちが空を見上げている間、1人でずっと湖面を見ていた」と笑いを誘い、質問にも熱心に答えた。
店主の高崎郷二さん(61)は、イベント終了後に参加者の一部と、今後の展開について話し合い、「星の写真や動物のこと、気象現象など、難しく考えず興味のあることを発表する集りになれば」と積極的。
次回は講師のめどがつき次第開催し、参加費は1ドリンク付きで400円の予定。同店電話0261・85・0005
(長田久美子)

投稿者: mgpress