エクセラン高福祉科の卒業生 介護福祉士に13人合格 試験合格率9割超に

エクセラン高校(松本市里山辺)を今春卒業した福祉科の生徒13人が、第31回介護福祉士国家試験に合格した。全国で9万4600人余が受験し、合格率は73・7%のところ、同校は92・9%を達成した。卒業生たちは資格を生かして4月から、就職先の高齢者福祉施設や病院などでそれぞれの道を歩み出している。
試験は今年1月に筆記、3月に実技を行った。3月27日に合格発表があり、翌日、同校で報告会を開いた。合格した生徒のうち11人が出席し、同じ目標を胸に頑張ってきた仲間や教職員らと3年間の労をねぎらい、合格の喜びを分かち合った。
合格証書がまだ届かない中、学校がオリジナル証書を手作りして表彰する粋な計らいで、安藤善二校長が一人一人に手渡した。
松本市内の障害者支援施設に就職した福田絢さん(18、安曇野市三郷)は「友人や先生の支えがあったから合格できた。感謝したい。施設利用者の思いをくみ取り、笑顔あふれるすてきな介護福祉士になりたい」と目を輝かせた。
男子で唯一、大学進学の道を選んだ荒井海聖さん(18、松本市南原)は元野球部主将。「部活との両立が大変だったが合格できた。ここで学べたことに誇りを持ち、次のステージに進みたい」。4月からは山梨県内の福祉系大学に通い、保育士と幼稚園教諭の資格取得を目指している。
安藤校長は「合格が目的でなく、これからがスタート。実習など3年間学んだプロセスは人生できっと役に立つはず。頑張って」と激励した。
同校福祉科は、県内の高校では2校という数少ない厚生労働大臣指定の介護福祉士養成校。設立当初は合格率50%にも満たなかったが年々成果を上げ、全国でも高い合格率を誇っている。

(高山佳晃)

投稿者: mgpress