14日までギャラリーJIPPOU 陶芸家の植木鉢展 こだわりのデザイン楽しんで

安曇野市穂高有明のギャラリー「JIPPOU(十方)」は14日まで、「陶芸家の植木鉢展」を開いている。同ギャラリーを運営するデザイン会社アズグラフ経営者でデザイナーの平塚隆司さん(38)と沙文佳(さやか)さん(33)夫妻が、3人の陶芸家とコラボして作ったこだわりの植木鉢60個が並ぶ。
発端は、2人が趣味で育てるコーデックス(塊根植物)を植える鉢を探したこと。「なかなか気に入った鉢に出合えなかった」と沙文佳さん。隆司さんも「コーデックスは今、若い男性に人気の植物。これが好きな人は、鉢にこだわる傾向が強い」と話す。「それならば、知り合いの陶芸家さんに作ってもらって、展示もしよう」と考えたという。
依頼した陶芸家は石曽根沙苗さん(26、松本市)、若狭祐介さん(40、広島県江田島市)、鳥居明生さん(44、埼玉県加須市)の3人。
隆司さんは「石曽根さんには横から見たら『まるがっこ』などのような膨らみがある形をお願いした」。白や淡い茶系の磁器で、底に十方の「十」字形の水はけ穴を開けてある。石曽根さんは「植木鉢は初めて作った。新鮮だった」と喜ぶ。
自分で考案した釉薬(ゆうやく)に「藍香(あいか)」「無花果(いちじく)」など名を付けている若狭さんには、釉薬や形を相談しながら7パターンの陶器を依頼した。鳥居さんの植木鉢は、作家目線で作った陶作品。粗めの肌合いを持つ品が並ぶ。
展示品は全て販売。雰囲気を味わってもらうため、一部にコーデックスなどを植えてあるが、基本的に植物の販売はしない。
午前10時~午後5時。10日は休み。同ギャラリー電話0263・88・2086
(長田久美子)

投稿者: mgpress