県ケ丘高校卒業生からエール 冬季五輪の経験語る

松本県ケ丘高校で20日、卒業30周年記念事業「母校愛のリレー」が開かれた。今年は1989(平成元)年に卒業した41回卒業生が企画。この年の卒業生で冬季五輪のスケルトン選手としてソルトレークシティー(2002年)、トリノ(06年)の2大会に出場した中山英子さんらが在校生を前に体験を語った。
「闘う×支えるオリンピックで活躍した県陵OB・OG」と題して、中山さんと、平昌五輪(18年)スピードスケート日本代表チームのトレーナーを務めた相澤病院理学療法士の青木啓成さん(38回卒)が対談した。
中山さんは、信濃毎日新聞のスポーツ記者として98年の長野冬季五輪を取材。「日本の冬季スポーツが今後どう発展していくか気になっていた時、やってみないかと誘われた」と競技を始めたきっかけを振り返った。「高校で陸上部だった経験からスタートダッシュが得意でスケルトンにはまった」と話した。
青木さんは、選手を支えたエピソードなどを写真や映像を交えて紹介。後輩に向けて、「自分のことは責任を持って自分で決めること。その選択に準備の時間を割くことが大事。既成概念にとらわれず新しいものを作っていって」と語った。
中山さんも「集中してその時やれることを一生懸命やったら道は開ける。東京五輪もいい機会なので、体感してほしい」とアドバイスした。
第96回開校記念式典も併せて開催。寄付金の贈呈をした他、約40人の卒業生が応援歌「覇権の剣」を壇上で歌い、在校生へエールを送った。
(丸山知鶴)

投稿者: mgpress