ゆめサポママ@ながの 「妄想大会」でつながる夢

「ゆめサポママ@ながの」の恒例のイベント「妄想会議」。その拡大版である「妄想大会」が、5月17日に信毎メディアガーデン(松本市中央2)で開催されました。ゆめサポママの中信地区メンバーがつくるMGプレス「イクトモ」の1周年を記念して、「イクトモ」妄想会議も行いました。当日の様子と後日談を報告します。
★松本妄想大会
「妄想会議」とは、やるやらない、できるできないには関係なく、妄想を話すという「ゆめサポママ@ながの」主催のイベントです。通常は10人前後で行いますが、人数を増やして拡大したものを妄想大会と呼んでいます。
今回の参加者は50人。男性の参加者も目立ちました。5、6人のグループに分かれて、席替えを挟み2回、「妄想」の発表を楽しみました。もっとこの人の話を聞きたい!新しいことが始まりそう!と参加者たちの生き生きとした声が会場に響いていました。
初めて参加したという小笠原阿華里さん(34)は安曇野市堀金の米農家。「自分たちの作ったお米をもっと多くの方に知ってもらうにはどうしたらいいか」という思いからの参加でした。
お米というとお米屋さんやスーパーで購入するというイメージですが、今はインターネットで「○合」という単位で買えると小笠原さんは言います。安すぎるお米や、ポイント交換でのお米というのがインターネット上にあふれ、なかなかお米が売れないのが悩み。また、食物アレルギーの子どものために外食の楽しみを味わってもらう活動にも関わっていて、そのことも知ってもらい、協力してくれる人を探したいとのことでした。
すると同席していた平林可后さん(52、安曇野市豊科)が、運営するコワーキングスペースで紹介したいと申し出ました。他の参加者からも、そのお米の味が知りたいなどという声が上がっていました。
★後日談妄想が現実に
後日、平林さんが運営する松本市島立のコワーキングスペース、グリームに訪れた小笠原さんは、お米、米粉などの商品をそこで販売することになりました。平林さんはコワーキングスペースで喫茶コーナーができたらという妄想を持っており「このお米でおにぎりを作って販売したら、利用者さんが喜ぶかも」と新しい妄想が生まれていました。「妄想」を話すことで人がつながり、形になっています。
小笠原さんが協力しているイベント「ハピスポひろば」は、23日に長野市のビッグハットで開催。「食のバリアフリーコーナー」で「食物アレルギー」「嚥下(えんげ)、咀嚼(そしゃく)困難」の子どもたち向けのお弁当を試食体験できます。お弁当販売や運営費の一部をクラウドファンディングで募っています。問い合わせは「あかり母ちゃん」で検索。

読者の生の声参考に
イクトモならではの情報を

★イクトモ妄想会議こんな記事があったらいいな
妄想大会に続き、午後の「イクトモ」妄想会議は、13人の参加者にMGプレス井上裕子編集長、イクトモメンバーを加えて話し合いが行われました。
「イヤイヤ期」や「反抗期」への対応が知りたいという意見が多く出ました。専門家の意見ではなく、実際に経験した先輩ママを取材してほしいという意見が多かったのが印象的でした。男性の参加者からは、「どう育児に携わっていいのかわからない」という声も。幼い子がいるママが、パパにしてほしいことを紹介してもらえるとうれしいという意見でした。また県外から移住してきた読者の方は、松本地域の病院や施設などの情報や行事、風習などについて知りたいという意見が出ました。
現在妊活中という澤和(のどか)さん(39、松本市筑摩)は「これからの自分にとって有意義な情報が得られるのではと期待を込めて参加しました。育児中のママだからこそ、地元だからこその情報や問題が聞けたことや、皆さんが素直に話してくれたことがありがたかったです」と話しています。3人の子育て中という井出麗華さん(40、同市庄内)は「ママがどんなことを知りたいのかが聞けて、自分が気づかないこともあって楽しかった」。
川上村から参加した農家の高見沢哲典さん(63)は、男親が育児にどのように関わればいいのかという記事があるといいと発表し、自身は子どもの誕生日に毎年ケーキを作り続けて32年というエピソードを紹介。「若い人の意見が聞けて良かった。またこのような機会があれば参加したいです」
「イクトモ」も1周年を迎えました。妄想会議、読者の生の声を聞くことができ、うれしく思っています。皆さんの声を参考にしながら、松本平ならではの子育て情報を発信できたらと思います。
(桜井一恵/写真・花岡恵梨子)


投稿者: mgpress