2020.2.10 ウェブサイトをリニューアルしました

県高校総体サッカー【男子】松本国際V2 【女子】松商V5

全国高校総体(7月24日~8月20日・南九州5県)予選の県高校総体は1、2日を中心に各競技を行った。このうちサッカーは2日、男女の決勝を大町市運動公園サッカー場で行い、男子は松本国際が松本第一を2-1で破り2連覇で全国大会(7月25~8月1日・沖縄県)へ。女子は松商学園が佐久長聖を3-2で下して5連覇し、初の全国出場を目指して北信越大会(6月14~16日・福井県)に進んだ。

中信対決制しリベンジ

男女とも前後半35分ずつ。中信総体決勝と同カードとなった男子決勝は、国際が立ち上がりから猛攻を仕掛けたが、第一の守護神・吉田堅迅(3年)の好セーブや中盤の厚い守備に阻まれ、両者無得点で折り返した。
試合が動いたのは後半23分。国際が左CKをDF中村純哉(3年)が頭で角度を変え、FW務台廉(同)が押し込んで先制。しかし3分後、全国初出場に執念を燃やす第一は、MF白井大心(3年)が相手GKがはじいた球を決めて追い付いた。
31分、国際は左サイドを突破したエースFW木間皓太郎(同)が中央へ絶妙なクロスを入れ、途中出場のMF森田翔(同)が右足を振り抜き、決着をつけた。
第一は後半ロスタイムにFK、CK2本を得たが、得意のセットプレーを決め切れなかった。

中信総体決勝(5月14日)で第一に1-3で敗れた国際。「苦汁は二度となめたくない」と、前年王者の意地でリベンジに燃えた。
登録メンバーに身長180センチ以上を7人擁し、「高さも武器。これまでで一番、セットプレーの練習に時間を費やした」と勝沢勝監督が言うように、先制点は185センチの中村がアシスト。さらにスピードと高い技術を持つ木間やFW小林丈太郎(3年)らの個人技も抜きんでている。
「県優勝で満足してしまった」という昨年は、全国で初戦敗退。勝沢監督は「今年は最低でも8強以上に」と、次の頂を目指して気を引き締めた。
○…国際・森田(決勝点)「皓太郎がきれいなパスをくれて、後は決めるだけだった。全国でも点を取り、チームの勝利に貢献したい」
●…第一・吉田慶士監督「チーム力で対抗したが、国際の個人の高い技術力に崩された。いい勝負はできたが、あと一歩及ばなかった」

新興退け女王の座守る

女子決勝は松商が前半29分、FW山本想(3年)が左からのFKを直接決めて均衡を破ると、後半7分にはFW米澤心花(1年)が追加点を奪い2点をリード。しかし、直後のカウンターから失点し、15分には勢いに乗った相手にドリブルからシュートを決められ、追い付かれた。
一進一退の攻防から、決勝点を奪ったのは松商のエースFW小林るりい(3年)。32分、左からドリブルで中央に切れ込んだ山本のパスを受け、右足でゴールネットを揺らしてチームメートと抱き合って喜んだ。
創部3年で追い上げ著しい佐久長聖を退け、小林は「背番号10を背負いながら、ここまで結果を残せなかったが、最後に決められてよかった」。決勝の全得点に絡んだ山本は「先発から外れた主将(清水朋香=3年)の分も皆で頑張ろうと誓った。女王の座を守れてよかった」と、共に胸をなで下ろした。
5年間務めたコーチから、今季昇格した梨子田幸治監督は「最後はいい時間に3点目が取れた。個人技で上回る相手に、ボールをつなぐ自分たちらしい試合運びができた。北信越も優勝し、今年こそ悲願の全国へ」と、選手を激励した。
(高山佳晃)